「中銀と金融政策のニュース」の記事一覧

<スポンサーリンク>

FXトレーダーが注目すべき特別な情報。金融市場を動かすECB・FRB・日銀ニュースは特に重要度が高いので注目しておきましょう。

サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は、2019年も利上げ継続すべきと発言

サンフランシスコ連銀のジョン・ウィリアムズ総裁は、今後の米国利上げについての見通しをロイターに語ってくれました。FXにとって、重要なメッセージだと思います。

米国の雇用統計は、2018年5月に失業率3.8%まで低下。平均時給も前年比で2.7%上昇とトランプ政権後の好調が継続。そのため、6月12-13日のFOMCで、FF金利の誘導目標が1.75-2%に利上げされるとの予想が有力。

2018年5月の雇用統計と金価格予想


長短金利差のマイナスはリセッション入りの兆候。2018年3月時点はまだ順イールド状態で安心。

2018年2月の株価下落以降、調整の続く金融市場。FXは、引き続きドル安の動きのなか、株式市場の下落は調整で済むのでしょうか。それとも本格的な下落への道なのでしょうか。

楽天証券の香川睦氏は、エコノミスト誌で米国の長短金利差がマイナスになれば、景気後退(リセッション)が起こると指摘。

現在のファンダメンタルズからは、米国景気の堅調に変化なく、調整後の上昇相場を予想。本格的な調整の有無はイールドカーブに注目すべきで、長短金利差が逆転=マイナスになれば危険。


デベルRBA副総裁からの警告:金利とインフレ上昇を株式市場は織り込んでいない

デベル(Debelle)RBA(オーストラリア準備銀行)の副総裁は、2018年3月16日の講演で、金利上昇リスクについて語りました。RBA(オーストラリア準備銀行のWeb

現在の金利は歴史的な低金利にあり、このまま継続すれば、資産価格は、持続することができる。しかし、金利が上がれば資産価格は打撃を受けるという、もっともな内容になっています。

デベルRBA副総裁の講演

デベルRBA副総裁は、株価はインフレ上昇リスクや金利上昇リスクに無頓着であるとの重要な指摘を行い、過剰なリスク・バブルのリスクを警告するという意図を持っていると言えるでしょう。

低金利環境でのリスクとリターン

金融危機の影響・世界的な成長&インフレの急激な低下で、世界の金融政策は歴史的な低水準にあり、政策金利は下限・もしくはマイナスまで引き下げられました。2015年には14兆米ドルを超えるソブリン債がマイナス金利の水準。

金利が低ければ、資産価格は高くなる。現在の資産価格は、世界的な好景気の継続によって、利益が増えることを予想している。市場参加者は、低金利・インフレがないまま、高成長が長期間、持続すると思っている。

将来の変動率(予想変動率)の低さは、中央銀行の金融政策が安定していること・緩やかな変更が行われていること・フォワードガイダンスのおかげかもしれません。しかし、フォワードガイダンスが必ずしも予測通りになるとは限りません。

そのため、ボラティリティの低さは、その他にも原因があります。ボラティリティが低いことから利益を得るオプションの売却収入は増加しましたが、2018年初頭の株価暴落時には、大きな支払額になりました。

長期的な低ボラティリティ続いた後には、ボラティリティの急上昇や金融資産価格の大幅な変動があった。

2017年9月頃から、米国と世界経済の見通しへの信頼が高まり、米国を中心に債券利回りが上昇。実質利回りとインフレの上昇を反映しての動き。

2018年、VIX指数の売りポジションは、大きなダメージを受けました。注目すべきは、ボラティリティの上昇と価格変動が株式市場に限定されていたこと。他の資産は、注目すべきレベルまで上昇しなかった。例えば、新興国市場の流出は少なかった。

2018年には、市場への国債供給が2014年以来、初めて実施される。FRBは、資産縮小を開始。同時に米国財務省は、財政赤字を補うために、国債発行額を増やす。

欧州は、財務状況が改善しつつあり、ECBは債券購入の縮小をはじめ、2018年末には、終了する可能性もある。日銀は、引き続き、大量の国債を購入する。

中央銀行の債券購入は、逆転の過程にあります。

FRBが、資産縮小するにしたがって、モーゲージ担保証券の金利及びリスクは、市場に戻ることになります。

債券の発行体は、低金利に反応して、満期を伸ばし、債務の平均残存期間を長くしている。オーストラリアは、30年債を発行することで、大幅に利回り曲線を伸ばしました。

世界的に、過去数年間の金利は低水準。景気回復が続けば、金利の上昇が見込まれる。株価は、インフレなしの成長を予想しているが、インフレになるリスクは、ほとんど考慮されていない。

世界経済の改善&米国の財政刺激策は、その予想に疑問を投げかけている。将来の利益が同じように上昇しないまま、金利が上がると、他の資産・特に株式市場の再評価が起こり得る。それは、世界的な景気回復の脱線ではなく、景気回復の結果であるものの、回復を鈍化させる可能性がある。

同時に、金利上昇が、金融市場の機能自体に及ぼす影響を警戒する必要がある。低いボラティリティ継続を前提とした仕組みは、まだ残っている。それが、問題になる可能性は高いと思います。

 

株式市場が、金利上昇を織り込んでいない・低ボラに慣れ過ぎているというのは、一部アナリストや投資家が強く指摘しているところ。FXは、通貨間の交換レートであり、一方的な上昇・下落は起きにくい。しかし、長く続いた株式市場の上昇は、中央銀行の緩和策に支えられていたのであり、巻き戻しの影響を考慮しなければいけないでしょう。デベル副総裁の指摘通り、私も2018~19年にそれが起きる可能性は高いと思います。


FRBのバランスシート縮小によって量的緩和の巻き戻しがはじまる。円安効果を鈴木健吾氏が指摘

ジャクソンホールでは、金融政策への踏み込んだ言及がなく、為替相場の次なる材料として、FRBのバランスシート縮小が視野に入ってきました。9月の縮小が確実視されつつある中、このバランスシート縮小が為替・FXや株式市場に与える影響が過小評価されているとの指摘が相次いでいます。

鈴木健吾みずほ証券のチーフFXストラテジスト「鈴木健吾」氏は、2兆ドルの縮小で、米ドル/円に10円近い影響があるとロイターコラムで指摘。


2017年ジャクソンホールでのイエレン議長の講演内容と米ドル/円を佐々木融氏が予想

イエレン議長のジャクソンホール講演を受けての米ドル/円の方向性についてJPモルガンの佐々木融氏がコラムを書いています。今回の講演テーマは、「金融の安定化」。テーマからも相場に大きな影響を与える内容ではないとの予想が大半。

佐々木融氏の予想はいかに?


ミステリー:弱いインフレと雇用拡大・株高の矛盾に苦しむFRB

7月25・26日に開催されたFOMCの議事録が、8月16日に公開されましたが、インフレが弱いことについて、悩んでいることが明らかになりました。

そのため、利上げを行うかどうかの意見は分かれており、年内利上げを行うかどうかすら疑問が出ています。9月利上げの可能性は弱く、早くても12月。

バランスシートの縮小に関しては、行う方向で一致。米議会の債務上限引き上げが頓挫しない限り、開始するでしょう。スケジュール的に、9月19・20日がFOMCなので、9月末が期限の債務上限問題とは微妙なタイミング。


英国・カナダが量的緩和から利上げ路線へと変更を示唆:中銀vsデフレの闘いは2017年に決着か!

英国とカナダで金融政策変更の可能性が高まっています。イングランド銀行のカーニー総裁は、2017年6月28日のECB主催の会議で、中銀の利上げについて言及。

カナダのポロズ総裁は、6月28日に、2015年に実施した利下げは役割を果たしたと説明。次回会合での利上げが予想されています。

米国に続きカナダ・英国の利上げが進んでいけば、日本円の大幅円安が実現していくかもしれません。FX・外貨預金の準備をしておきましょう。


米5月FOMCは現状維持で、6月・9月の利上げスケジュールを継続

5月のFOMCは、予想通りの現状維持でした。米1-3月のGDP速報値が前期比年率0.7%増と市場予想の1.0%より低かったこと。年3%成長を目指すトランプ政権は、期待だけを高めて、実際の経済成長に繋がらないのではという点が懸念材料。

GDPは、個人消費の落ち込みが大きい。この現象が一時的なもので終るかそれともダウントレンドに向かうのか判断が分かれるところ。


黒田日銀総裁は、出口戦略を語らず:2017年4月の日銀金融政策決定会合

2017年4月27日開催の日銀金融政策決定会合は、金融政策の現状維持となりました。

金融政策は、2%の物価目標をめざし、安定的に持続するために必要な時点まで、量的緩和を持続する方針。事前予想通りであり、米ドル/円に大きな反応はなし。


サイドメニュー1

GMOクリック証券のFXネオ

GMOクリック証券

スプレッド&スワップの比較

FXの初心者入門ブログ

このページの先頭へ