ついに2020年五輪は、東京開催に決定。決戦投票は東京の60票に対してイスタンブール36票と意外な大差がつきました。
東京五輪決定のプレゼンと動画は好印象
8月に入り福島の高濃度汚染水がネックで、マドリードが選ばれるのではないかとの下馬評が強くなり本命の座を脅かされていましたが見事に東京に決まりました。
ブックメーカーは東京本命も危うし
IOCの五輪決定は、一番人気が勝てない・投票自体は透明でも裏で様々なことが蠢いていると言われていましたが、最後のプレゼンを見ると、東京のプレゼン&スピーチが最も質が高かったと思います。
イスタンブールは初のイスラム開催と反政府デモ、マドリードは経済危機やお金をかけない五輪、東京は震災からの復興と福島原発などそれぞれ弱みと強みを抱えたレースでした。
1.安倍首相のスピーチ
- ・安倍首相の福島汚染水をコントロールしている発言。
・滝川クリステルのフランス語&満面の笑みを浮かべながらの「おもてなし」
・プレゼン動画の日本らしさと異文化を取りこむ融合度合い
まだの方はぜひご覧ください。
2.滝川クリステルさんの「おもてなし」
3.TOKYO2020 最終プレゼン動画:これは傑作でした。異文化交流を上手く表現しています。
最終プレゼンの全文を読みかたい方はHUFFPOSTに掲載中
安倍首相の招致決定後の発言
喜びの言葉
- 皆が力を合わせれば夢がかなう。国民の皆様とともに示すことができた。心から感謝したい
- 東日本大震災からの復興を成し遂げた日本の姿を、世界の中心で活躍する日本の姿を、世界中に力強く発信していくことが、東京開催決定の感謝の気持ちをあらわす最善の道と考える
- インフラ整備、観光など幅広い分野にもいい影響を与える。オリンピックムーブメントを世界に広げ、安全で確実にオリンピックを実施するという期待に応えることがわたしたちの課題だ
2020年夏期オリンピックの東京開催に伴う経済波及効果は全国総額約3兆円と試算されている。
五輪関連銘柄や株価に関する情報
・東京五輪関連注目銘柄:スポンサー銘柄や建設銘柄
・オリンピック関連銘柄:チャート
・過去の夏季五輪開催決定後の株価推移:SBI証券がまとめた夏季五輪開催に関する株価の動き。五輪関連銘柄や過去に開催した国の株価推移がまとめられています。
特に直前になり東京不利の報道が流れていたことで、株価上昇・為替相場の円安期待が高まっています。
・アトランタは90年9月に決まり、同月末から開会式日の96年7月19日まで米ダウ工業株30種平均 は2.2倍に上昇。同様の期間に、2000年シドニーはASX全普通株指数 が64%高、04年アテネはアテネ総合指数 が27%高、08年北京は上海総合指数 が36%高、12年ロンドンはFTSE100指数 が6.5%高となった。ブルームバーグ
2013年9月8日