外国為替証拠金とも呼び、1998年にスタートして以来、個人投資家の人気を集めて一大産業として成長した金融商品です。24時間取引など魅力的なサービスがFXの真髄。
FXの魅力と口座数
わずかな期間にFXの口座開設者は、100万口座を超えて300万口座に近づこうとしています。これだけ爆発的なヒットになったのは商品設計上の良さとマーケティング(販売面)のヒット!
- 2013年7月末の有力企業14社の預かり残高の合計は、6,830億円。
- 2013年7月末の有力企業14社*の口座数の合計は、282万口座。
- 2013年7月の月間取引高は、有力企業13社*の合計で339兆円(百万通貨は1億円として換算)。
※矢野経済研究所データ
元々、日本人は外貨預金好きで海外旅行にも頻繁に出かける分、外貨に対する拒否反応がない民族。米国の内陸部などは、米ドルしか生涯で使わない人もたくさんいますから、米国内でも外国人の方がFX好きです。
FXの魅力その1:世界経済に直結した外国為替の動き
日本人は、昔から識字率や教育水準が高いことは有名。そして自国や世界に対しての関心も驚くほど高い国。
欧米では・・・と良くいいますが、大抵は一面しか見ていないこと意見。ワシントンポストやタイムズと読売新聞を同一線上で比較しても意味がありません。海外は一部のエリートとそれ以外に分かれている社会が多く日本人のように何百万口座もFXをしている人がいることは驚きの目で見られます。
話が長くなってしまいましたが、FXの変動要因は世界政治や経済。自宅のパソコンが世界へとつながる窓口。FRB議長や大統領そして各国の経済指標の数値で為替レートは変動します。そのダイナミックさがFXの魅力です。
要人の考えや将来の景気予測などを専門家になりきって予想できることは魅力であり醍醐味。自分の予想が当たれば、お金が儲かるのもFXの魅力。
下手な評論家よりお金の損得がある分、FXトレーダーの方が真剣で分析力も優れているかもと思うこともしばしば。
FXの魅力的なサービスは相対取引の競争から
FXに取引所取引と相対取引の二つがあることをご存知でしょうか。取引量が多いのは買い手と売り手が1対1で取引する相対取引。
為替市場は、個人向けも金融機関同士の取引も同じく相対で取引が行われます。ただし、取引ツールは昔の電話やファックスから電子回線へと変貌。
★相対取引は、少しも難しくありません。普通にあなたがしている取引のこと。
八百屋や魚屋で食べ物を買うのは、八百屋さんとあなたの取引ですから取引所を介さない相対取引になるのです。
それに対して株式取引は、証券取引所でまとめて行われますから取引所取引となります。
●証券取引所での株式売買
ここにもFX人気が爆発した理由があります。
取引所取引だとブローカーと呼ばれる取次会社(証券会社)は、どこの会社も商品設計が横並びになりがち。最終的に取引所の意向やシステム上の制限を打ち破ることはできません。野村証券も松井証券も新しいことをはじめたり競争に限界がある理由です。
FXは相対で競争が激しいから伸びた
ところがFXは相対取引。お客様とFX会社がお互い納得すれば、かなりのサービス向上が図れます。
実際、レバレッジ・取引手数料無料・スプレッドの縮小・スワップポイントの差と商品設計上で他社と少しでも差をつけて顧客にその魅力をPRしようと各社しのぎを削っています。
少しでも他社より優れていれば、マーケティング面で格段に有利となることから、損して得取れ・取引量が増えれば利益は出ると考えてサービスを向上させたことが金融商品としての魅力につながりました。
取引システムもカバー先の金融機関に繋いだりチャートやニュースを提供してもらうため、ある程度の制約はあるとはいえ何でもできます。お客様のためにならないサービスは淘汰されて消えてゆく運命。
●SBIFXトレードのチャート:スプレッド最強の会社
テクニカル分析を細かくしたい場合、為替レートのデータが欲しい場合、印刷したいなど様々なニーズに答えた充実したツール
●FXスプレッドの狭さ
同じく、SBIFXトレードの業界一狭いスプレッドはドル/円で0.27銭。円どころか1銭以下!2014年4月現在。
1万ドル(約百万円)の取引をしてもコストは、たったの27円。
百万円のバッグを中古ショップで買って取られるマージンと比べてみてください。
FXの魅力をまとめると、外国為替の情報は豊富。かつ、株式や商品先物取引とテクニカル分析は共通。24時間取引可能で取引コストは安い。これで人気の出ないわけがありません。
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