長年のFX経験を生かし、為替の市況と分析予想を行うサイト。初心者向けにFXの戦略・戦術(兵法)を紹介しています。

FXって何が面白いの?と聞かれた時に、リアルタイムに動く為替相場がライブやスポーツのようなスリルと興奮を味あわせてくれるからと答えることがあります。

為替は24時間取引できるため、リアルタイムに価格が動きます。特に朝方や夜間に動くため、サラリーマンの方でもそのライブ感覚を味わいやすく、面白さを感じやすいと思います。

野球やサッカーも、勝敗が分からないリアルタイムな勝負にこそ面白さ・興奮があり、録画では魅力が無くなってしまいますよね。

価格&損益がリアルタイムに動くことがFXの面白さ

FX会社のトレードシステムは、保有ポジションに対する損益が価格の動きにあわせてリアルタイムに変化します。

●DMMFXの取引システム画面

dmmfxの取引画面

チャート・ニュースを見ながら、売買・注文の判断を下す面白さ

これはFXの魅力を打ち出す大事なところですから、現在は、大手会社のシステムのほとんどが常備している機能。初期のFX業界で海外会社の勢いが強かったのは、FXCM・ゲインキャピタルなどがリアルタイムで値洗いをする本機能を導入したから。

価格の変化がライブレートとチャートに描かれていき、それに合わせて含み損益が変化していく。すなわちトレーダー自身にポジションをどうするかの判断を求めてきます。

大人になってから、野球やサッカーのスタープレイヤーになれなくても投資・投機においては、自分自身が主役。それこそが投資の面白さだと私は思います。

儲けたい・儲かるという要素や世界情勢が分かるということも大事。でも、予想・検討・実行のサイクルがリアルタイムに出来る仕組みはそうそうありません。時折、雇用統計・金融政策決定会合など決まったイベントがあれば、サプライズイベントが起きることもあって為替相場から目が離せません。

リアルタイムに動くFXのポジション損益を実況中継

ニュースやトレーダーの売買状況にあわせて為替相場は動きます。レバレッジを活かすことで、少額の証拠金で大きな取引を行うこともできますから、数秒・数分で勝負することもできれば、中長期で数か月・数年の値上がり(値下がり)を狙うこともできます。

さて、試しにポジションを持った後の損益推移を見てみましょう。

●DMMFXで5万米ドルの買いポジションを持った後の損益。

ポジションを持ってすぐ

ポジションを持った直後は、スプレッド(取引コスト分)だけ損失。建玉評価損益はマイナス200円と赤字で表記されます。もちろんスワップポイントもゼロ。

利益が乗りました

数分経過後、為替相場が円安に進み、少し利益が出てきました。

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さらに利益が増加

さらに、利益が膨らみ含み益が1,750円に。ここで決済するか更に様子を見るかドキドキの状態。このライブ感によるスリル・興奮を味わえばやみつきに。

一転、損失に

ところが・・・様子を見ている間に、予想と逆方向に相場が進んでしまい、含み損に。諦めて決済するか初志貫徹でポジションを保持するかFXトレーダーとしての判断力が試されます。

またもや利益が大きく

ポジションを決済しなくてよかったと・・・ほっとする瞬間。含み損がゼロになり、さらに含み益が大きく+4,600円に。

含み益が増加

もう少しと利食いを待っていると更に上昇。含み益が5,500円になりました。この間、わずか30分程。この損益増減がFXの面白さ。

上昇で利益を得られた相場

この間、FXトレーダーは、ぼーっとしてはいられません。ニュースやチャートで何か起きていないか状況をチェックして、売買・注文をどうするか決めるのはあなたしかいませんからね。

この時お米ドル/円の状態です。スローストキャスティクスが買われ過ぎゾーンにいるのは気になりますが、MACDは下から上昇傾向を描いています。前回の高値も抵抗線になっています。

興奮とスリルが強すぎると続けてトレードできなくなる

損益度外視で、自分の好き勝手に売買するのは一番面白い。でもそれでは、お金がいくらあっても足りません。なぜなら、勘だけで儲けられる程、相場は簡単なものではないから。

初心者が、ビギナーズラックで大儲けできても継続して利益を出すには、トレードテクニックやノウハウを身に付ける必要があるんです。そうするとストップロスを置いたり・無謀なトレードを減らしたりと面白さは減ってしまいます。

そもそも、興奮とスリルを味わうためにFXトレードを出来るのは、余程の余裕資金があるお金持ちだけ。興奮しすぎて夜も眠らずにトレードする方もいる位ですから。それでは、自分の生活や仕事に支障をきたしてしまうので、身の丈にあったトレードを心がけましょう。

当サイトでは、FX初心者でも分かるように、様々な相場テクニックをご紹介しています。

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