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米6月FOMC声明はハト派で年2回の利上げに慎重な見方が強まる。為替相場はドル安円高に反応

6月FOMCは、2016年に2回の利上げを実施との方針を変えていません。予想通り、政策金利自体は据え置き。労働市場は力強さを取り戻し、米経済は成長しているとのイエレン議長は話しています。

米ドル/円相場は、FOMC後に105.50円割れ。しかし、7月利上げの可能性を残したことで一時的に106円台を回復。

米ドル円の動き

16日の午前に、105.50円、105円を次々に突破。DMMFXの安値で104.533円まで下落。FXで新規逆指値エントリーを指していた方は上手く利益を得られたかもしれません。

イエレン議長の会見要旨は以下の通り。


2016年6月FOMCの声明

  • 成長は持ち直しており、経済活動は今後数年、緩やかなペースで回復する。
  • 中立金利は現時点で低い。FRBはいずれ、上昇すると想定するのが妥当
  • 賃金の伸びが加速する初期の兆しがみられる。労働市場が健全な証拠
  • 今後のデータが適切ならば、数か月中に行動する=利上げ
  • 海外情勢は不透明
  • 英国のEU離脱問題は、非常に重要。これが今日の決定に織り込まれている
  • 利上げを行う可能性は常にある。いつ行うかは事前に決めていない。経済指標次第。
  • 他国の金融政策や海外経済の状況は、米国の金融政策に関係はあるが足かせにはならない
  • 労働市場は健全だが、勢いが失われた感じがある。減速理由は分からないが、一つの経済指標だけで深読みしてはいけない
  • 金融政策は、慎重に行う。また、金融政策はインフレ低下よりも、強いインフレ圧力に対して効果的に対処できる

6月FOMCに対する有識者のコメント:ロイター通信

債券・為替・金利・FXなどの有識者コメントの一部を確認して抜粋しました。

JPモルガン証券の山脇氏は、6月FOMCでのイエレン議長会見は、ハト派。今回のFOMCで、もう一度経済指標を見直す方向になり、利上げペースは緩やかになる。

上田ハーローの外貨保証金事業部長の山内俊哉氏は、利上げは急がないものの英国がEUに残留し、6月分の雇用統計が良ければと好条件がそろった場合に7月の利上げ可能性を指摘。イエレン議長の考えとして9月位に利上げしたいも利上げ余地は少ないのではとの意見。

大和証券の石黒英之氏は、FRBに慎重な見方が広がっているとの意見。

ノムラの米金利戦略部門、ジョージ・ゴンカルベスしは、年2度の利上げ可能性は残るも1度の利上げに傾いている

ケンブリッジ・グローバルペイメンツのスティーブン・ケーシー氏は、大統領選後の11月利上げの可能性を指摘。とはいえども11月利上げ確率は35-40%と低めですが。

米経済指標が弱まっていることをFRBとアナリストは警戒。

●米ドル/円の週足チャート:DMMFX

米ドル/円相場のチャート

為替相場(米ドル/円)の円高トレンドは継続中。105.50円が抵抗線となっており、割り込むと105円台が視野に入ってくる。割れると口先介入が入る可能性もあり。日銀の追加緩和に対する警戒もあり、流動性の低下でスプレッド拡大や大きく跳ねるリスクに注意しておきたい。

米国では既に企業利益と企業投資、設備稼働率が下向きとなっており、恐らく雇用にも下振れの兆しが出てきている。すべてはまだたった1回利上げしただけの超低金利下の話だ。ロイターコラム

米FOMC全文:FOMC声明の内容です。

FRBの経済見通し中央値

各年の10-12月期実質GDPの前年同期比()は、2016年3月の見通し

  • 2016年:2.0%(2.2%)
  • 2017年:2.0%(2.1%)
  • 2018年:2.0%(2.0%)
  • 長期:2.0%(2.0%)

PCE物価指数:個人消費支出(PCE)物価指数の前年同期比

  • 2016年:1.4%(1.2%)
  • 2017年:1.9%(1.9%)
  • 2018年:2.0%(2.0%)
  • 長期:2.0%(2.0%)

実質GDPは2016・17年で少し悪化。インフレは上昇。成長はダウンしてインフレという苦しいパターンの方向を予測している。

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