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  1. FXトレードのノウハウ
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FX初心者は人の逆を行くべし。大きな利益幅を狙える局面でポジションを持つことをおすすめします

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相場が上昇する確率は高いが利幅が少ないパターンと確率は低くても大きく動く可能性があり利幅が大きいパターン。私達はFXトレードでどちらを狙うべきでしょうか?

例:ドル/円が下がる確率30%上がる確率70%

このような時にあなたは買いポジションと売りポジションのどちらを持ちますか。

FXは、勝率だけでなく狙える利益幅を考えてポジションを持とう。

トータルで勝ちたいと願うならば、確率だけでポジションを持つのではなく利幅をどれだけ狙えるかを考えてください。

●豪ドル/円の2時間足チャートをSBIFXトレードで表示。2014年3月6日

豪ドル/円の2時間足

もし、レンジ相もしくは弱いトレンドと考えるならば、以前の高値を超えてもその前の高値が93円です。現在値の92.74円では25銭程しかありません。

93円を超えて大きく上昇するという情報や分析が無い限りは、積極的に買える場面ではありません。93円を超えてさらに大幅に上昇するというのであれば話は別。

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馬券で考えてみよう

いわゆる本命馬を買うのと万馬券を買うことに例えてみましょう。

本命馬は、皆が勝つと思っている馬で、実際にも勝つ確率が高く配当が低い。一方、ダークホースや低人気馬は勝つ確率は低く配当が高い。

さて、どちらの馬に賭けてみますか。

FXを含めた投資の場合、勝つ確率は高くても少ない利益しか得られない場面より確率は低くても勝った時の利益が大きい局面の方が有利。

●豪ドル/円の週足チャート(SBIFXトレード

上値余地や下値余地

大きく価格が下落(上昇)した後の動きを良く見ていくとチャンスが生じます。それなりの確率で価格が戻ることがあります。

FXトレードは、確率より値幅を重視

ポジションを持つときには、上値幅や下値幅の余地をチャートから見ておきましょう。

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  • 前回の高値や安値はいくらだったのか。
  • 前回や前回の高値や安値を超える可能性はあるのかどうか
  • 次のトレンドラインやサポートラインはどこにあるのか

皆の考えに対して逆に動いてみる

例えば、米雇用統計の悪化を市場全体が予想している場合、為替相場は予想値を織り込んでドルを売ります。実際に雇用統計が悪かったとしても予想の範囲内ならばドル売りの動きは出にくい。

それならば、雇用統計が予想より良いと考えてポジションを取る方法もあります。市場の予想に反する数字だとポジションの巻き戻しが起きて大きな利益を得られる可能性があります。

勝算なく毎回、分が悪い賭けばかりだと常に損切りを繰り返すことになりまるから、きちんと考えや予想をした上で行ってくださいね。

異性にプレゼントを贈るのも、あらかじめプレゼントとして欲しいものを聞いてそれを贈るのはリスクが低い。一方、普段の言動から欲しそうなものを予想してサプライズで贈るとハズすリスクはありますが大きな感謝と好意を得られる可能性があります。

利益幅が大きく伸びる可能性のあるポイント

  • 経済指標や金融政策決定会合でサプライズがあった時
  • ポジションを持っている人が大量に損切りを行いそうな価格
  • サポートやレジスタンスのポイントが破られた時
  • 前回高値(安値)や100円ちょうどなどキリの良い数字

相場の格言

「人の行く裏に道あり花の山」、「人が売るときに買い、人が買うときには売れ」

どちらも相場で長らく受け継がれてきた格言です。人と同じことをしていたのでは儲からないという意味。

以前にも似たようなことを書いています。FX初心者に多い失敗は、「勝率を重視して損切りできない」「利益小さく損失大」の二点です。

そして、そうなる原因としてそもそも大きな利益幅を狙っていない・狙える局面でトレードをしていないことがあげられます。

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