システムトレードは、裁量(個人の考え)ではなく、あらかじめ定められた売買ルールに従って売買を行う方法。
利益が出る勝てるトレードであることをバックテストで確認した上で取引。過去のデータをもとに検証を繰り返して使えるシステムトレードが生き残っていくことになります。
●シストレ24の売買履歴
自動で売買を行ってくれる!
システムトレードの注意点
システムトレードには勝率を重視して細かい売買を繰り返していくタイプやトレンドを上手くとらえて勝率は低いが大きな利益を獲得していくタイプと様々なスタイルがあります。⇒現在の相場状況にマッチしているかどうかが重要です。
例:レンジ相場で大きな動きがない場合、トレンドフォロー型のシステムトレードはいい成績が出ない可能性が高くなります。
また、一度、設定したらそのままにするのではなくビジネスと同じように改良・改善が必要。
システムトレードの利点
為替相場は楽しいものとお考えの人もいることでしょう。一方、資産運用手段として確実に利益を得たいという方も
そこでシステムトレードの利点をピックアップしておきます。
1.感情を排除する
トレードを行う場合、デモトレードや投資額が少ないと儲かるが実際に取引を行うとなかなか儲からないという事を実感として感じる方は多いでしょう。
どうしても実際に損益が発生すると感情が入ってしまい、損切り・利食いのタイミングが狂ってしまいます。 感情抜きに売買できるのがシステムトレード。
2.時間的問題
自分で売買を行う場合、売買をする瞬間は一瞬です。しかし、いつ来るか来ないか分からないチャンスを待ち続けなければいけません。
システムトレードであれば売買はシステムが自動的に行ってくれますので、価格やチャートを見る以外のことに時間を使えます。
3.心理的ストレス
売買の判断、ポジションを持った後に含み損が発生、どこで利食いを行うか。
トレードは肉体的な疲労より精神的疲労との戦いになります。 特に完全裁量で売買判断に基準がないとそのストレスは大きなものなります。
システムトレードにより売買判断をシステムに委ねることでそのストレスは軽減されます。
二つの考え方に大きく分かれる
システムトレードは大きく分けると自分でシステムトレードを開発する方法と人が開発したものを利用する方法の二つに分けられます。
1.ストラテジー(戦略)を選ぶだけのシストレ24 :完全自動でトレーダーはストラテジーを選ぶ作業が中心
2.メタトレーダー(MT4)を利用できる会社:EAを買って自動売買もでき、プログラム改良なども可能
フォレックスドットコム
アルパリジャパン
裁量とシステムトレードの違いを比較した記事もかきました。
実際に利益を出している人に任せたいというニーズがある限り、これからもシステムトレードは増えて行くでしょう。それこそ、自分で売買するよりヘッジファンドのスター運用者に任せた方が儲かるのではないかと考える人はたくさんいます。自分で分析や判断する楽しさを取るか自動売買で増やしていくか選択肢が増えるのはいいことだと思います。
※自動売買(システムトレード)は、確実に儲かるものではなく損失の可能性もあります。