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FXでのパラボリック+平均足と長期移動平均線の組み合わせ

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売買サインが分かり易いパラボリックは、短所を補う他のテクニカル分析と組み合わせて使いましょう。

今回は、FXのパラボリック+平均足+移動平均線を組み合わせた使い方です。

FXトレードでのパラボリック+平均足の使い方

パラボリック単体では、トレンド相場に強くてもレンジ相場に弱い。同じく平均足もレンジ相場で小さな売買を繰り返してストップロス負けというパターンが生じます。

そのため、パラボリック+平均足の組み合わせでサインが出た時に売買を行うことで、「ダマシ」を減らす方法を活用しましょう。ほとんどのFX会社のチャートにパラボリックと平均足はデフォルトで入っており、そのまま利用できます。

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●SBIFXトレード:米ドル/円15分足チャート

平均足&パラボリック

ドル/円チャートを見てください。平均足だけを頼りに売買していると下落=青、上昇=赤のトレンドの中に、色が変化しているところがありますね。この売買サインに従っていると小さな売買を繰り返してしまい損失が生じてしまいがち。

しかし、パラボリックを平均足と組み合わせて使うことで、価格の小さな揺らぎを防いで売買することができます。

  • 新規エントリー:パラボリックと平均足の一致で新規エントリー
  • 利益確定:平均足の色変化かパラボリックの変化。平均足の色変化の場合は全ポジション決済より分割利確がおすすめ
  • ストップロス:パラボリックの数値

●データウィンドウを表示してパラボリックの数値を確認

データウィンドウ

SBIFXトレードに限らず、価格とテクニカルの数値を表示することができます。パラボリックは明瞭に価格が表示されるので、ストップロスも出しやすい。

パラボリックより平均足の方が早めにサインが出やすい特徴を持つため、平均足でサインが出れば、売買準備を行えるというメリットもあり。確実ではありませんのでご注意ください。

FXでのパラボリック+平均足+移動平均線:弱点克服法

為替相場および株式相場で利益を取るには、長いものに巻かれろと長期トレンドに従う方が有利です。長い時間足でトレンドラインの方向性を見極めて売買するセオリーをパラボリック&平均足の組み合わせに使ってみましょう。

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長期の移動平均線を組み合わせる。

パラボリックと平均足の組み合わせだけだと、レンジ相場で負けてしまう可能性があります。そこで、トレンドの方向を把握できる長期の移動平均線を組み合わせて、売買頻度を減らす方法をご紹介します。FXトレードはレンジ相場が多いのでレンジとトレンドを把握できることが利益を出すテクニック。

●SBIFXトレードの米ドル/円5分足チャート

パラボリックと平均足

使い方は簡単!

レンジ相場という弱点を克服するために、長期の移動平均線を表示してトレンド方向にだけ売買します。上記の例だと長期の移動平均線(50・100)が上昇トレンドを形成しているためドル買い方向でのみエントリーします。

★トレンドと逆方向になるため、緑のまるで囲んだ売買サインの新規エントリーは行わない。

パラボリック+平均足の売りサインは、利食いにだけ利用すれば、売買頻度を減らすことができて勝率や利益幅が改善する可能性の高い方法。

移動平均線は、短期だと価格と似たような動きをしてトレンドを読みにくいので50以上がおすすめ(50~100を目安)。

この組み合わせは、FXトレードの初心者でもエントリーポイント・決済タイミングが分かり易くておすすめです。長期のスイングトレード・短期デイトレードにも使えます。

まずは、パラボリック+平均足+移動平均線を組み合わせて表示し、最適のタイミングを自分なりに掴んでみてはいかがでしょう。FXのドル/円スプレッドは0.5銭以下と狭いため5分足~60分足の短い時間軸でも利益を得られる可能性があります。

時間軸チャートを変えてみる

パラボリックは、売買サインが出るタイミングが遅いという欠点もあるため、自分のメインとする時間軸チャートより、一つ短い時間軸のチャートを開いて確認しておく手法もあります。60分足チャートを見ているならば、30分足チャートを開いてみて、トレンドの状況やパラボリックのサインがどのように出ているかを確認するのです。

パラボリックサインが点灯してトレンドラインを描いていれば、売買しても良いタイミングです。つまり、エントリータイミングを短い時間軸のチャートで確認するという方法。

ただ、テクニカル分析だけでなく、ファンダメンタルズの状況も見た上で売買することをお勧めします。

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