各国の中央銀行が決定する政策金利は為替相場に多大なる影響を与える

為替相場が動く原因となる政策金利の引き下げや引上げ。これは通常の金利差拡大より大きなインパクトを市場に与えます。FOMCなどの金融政策を決める会議はFXにとって重要なイベント。

政策金利の基本:中央銀行が一般銀行に貸し出すときの金利。その国の金利全体、例えば銀行預金や住宅ローンに影響します。

中央銀行と政策金利

政策金利を含めた金融政策は各国の中央銀行が金融政策決定会合を開いて決めます。日本は日本銀行・米国はFRB(連邦準備制度理事会)が中央銀行。

中央銀行の役目は、「物価の安定」や景気・雇用などで「金融政策」を担う機関です。それに対して政府が行う政策を「財政政策」といいます。

●日本・米国・ユーロ・英国推移

政策金利の推移

外為どっとコム

リーマンショック以降、大きく下落傾向。多少とも金利の高い国は豪ドルやNZドル位になりました。

中央銀行は政策金利をなぜ変更するのか?

政策金利の引き上げ:物価が上昇し景気が過熱した場合に行う

景気が過熱するとバブルやインフレ(物価上昇)などが起きてしまいます。そこで、中央銀行は景気の過熱を抑えるために政策金利を引き上げて景気を冷やします。

これを利上げといい、お金を借りた時に返す利息が増えるために借金しにくくなり投資意欲が下がります。

政策金利の引き下げ:もしくは物価が下落し景気が後退した場合に行う

景気が悪化しているときには「利下げ」を行います。政策金利を引き下げることでお金を借りやすくして消費や投資を増やして景気を良くする狙いです。

景気が良すぎるとバブル経済が起き、景気が悪化すると企業倒産や解雇などで国民の暮らしが悪化します。

※現在の日本は政策金利が低く、金利を上下させる場面はほとんどありません。

政策金利の変化と為替相場変動

預金した時の金利が1%の銀行と5%の銀行のどちらに預けたいでしょうか?他の条件が同じであれば、5%の銀行の方が利子をたくさん貰えてお得ですね。

政策金利の引き上げ「利上げ」は、通貨の上昇要因。

政策金利の引き下げ「利下げ」は、通貨の下落要因。

金利差拡大と為替相場のお話もお読みください。今後の中央銀行の金融政策の方向性もFXおよび為替相場には大切。

通貨防衛のために利上げ

2013年以降、米FRBが量的緩和を縮小することを示唆し新興国の通貨が揺れています。

そのため、2014年1月29日にトルコ中央銀行は通貨防衛を目的として1週間物レポレートを4.50⇒10.0%に、翌日物貸出汁金利を7.75%⇒12.00%に引き上げました。

南アフリカやインドの中央銀行も追随し、一時的に価格は上昇したものの下落しました。

●SBIFXトレード:南アフリカランド/円の週足チャート

南アフリカランド円の週足

下落が止まるかどうかに注目。スワップポイント派の方にとっても気になる展開。

中央銀行が決定する政策金利一覧:過去の推移も確認可能。

クルークの政策金利一覧表:欧米以外にもアジアや南米・アフリカも更新

外為どっとコム:主な通貨の現状と推移

政策金利の推移:33か国分をまとめてくれています。

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