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2018年第二四半期に【世界経済の再加速】で、米ドル・日本円ともに下落するシナリオを予想:佐々木融氏

世界経済が再加速することで、米ドルも日本円も弱くなるとJPモルガンの佐々木融氏は、FX相場の予想をロイターに公表。

目先一カ月程の米ドル/円は、111円程度までの上昇を予想も、2018年後半は下落し、年末のターゲットを106円に維持したまま。

ちょうど良い機会ですので、佐々木融氏が気にしているポイントを見ておきましょう。現在の米ドル/円は109円台後半(2018年6月5日)


2018年4月以降の円安理由と欧州投資家の考える円高リスク

2018年の米ドル/円は4月に入り、ドル高円安方向へとトレンドが変化しました。110円を目前としている今、気になるのは、どこまで上昇するかです。

FXの円安トレンドは、本物なのでしょうか?

2018年4月以降の円安トレンドを予想していたJPモルガン・チェース銀行の佐々木融氏は、111円程度までの上昇を予想。ロイターコラムへの寄稿から確認しました。


米財務省の為替報告書&日米首脳会談での円高ショックは限定的:佐々木融氏は111円台の円安を予想

FXは、2018年4月に入り、米中貿易戦争&シリア情勢が影響しており、米ドル/円は107円前後で推移。

JPモルガンの佐々木融氏は、111円台への円安を予想し、米国の為替報告書による円高インパクトは限定的と考えている様子。

米財務省の為替報告書での円高ショックは

米財務省の為替報告書は、年に2回、議会に報告する義務。4/15と10/15が期限で、2018年の提出締切も間近。

日本は、2016年に監視対象国リストに入り、今回も為替操作国ではなく監視対象国としてのリスト入りが予想されています。

◆2017年10月の監視対象国:中国・日本・韓国・ドイツ・スイス

今回も、同じく監視対象国として、中国や日本・ドイツは、入ってくるでしょう。もし、どこかが為替操作国に認定されれば、大きなサプライズですが可能性は低め。

後は、トランプ政権の貿易赤字削減政策が本格化している中で、他国への批判や課題をどの程度の語調で書いてくるか。結構、厳しくなる可能性はありますし、為替レートに強く言及した場合、FXもその方向に動くかもしれません。

安倍首相の訪米&首脳会談

さて、為替報告書よりも大事なのが、安倍首相とトランプ大統領の首脳会談。4月17~20日の訪米で2日間に渡り行われます。

●2018年3月9日の電話会談(安倍首相&トランプ大統領)

  • 北朝鮮の非核化前提の話し合い
  • 北朝鮮への圧力がその結果を生んだ

北朝鮮問題が大きなテーマながら、おそらく、貿易問題についても突っ込んだ話し合いがあるはず。

安倍首相は、完全にトランプ政権に追従しているので、協力体制自体には問題ありません。ただし、FXについては、為替&金融政策に対して要望が行われる可能性があります。どこまで明かされるかは分かりませんが、会談前後の発言には注意しておきたいところ。場合によっては、日銀の金融政策に影響を与えます。

米政府高官は3月27日、米韓自由貿易協定(FTA)の見直しで大筋合意したと発表。同時に両国が競争的な通貨切り下げを禁じる「為替条項」の導入でも合意したと明らかにした。為替条項は、競争的な通貨切り下げを禁じ、金融政策の透明性と説明責任を約束するという内容で、今後詳細を詰めて協定を結ぶとした。佐々木融:為替報告書と日米首脳会談

佐々木融氏は、米韓で合意した為替条項のような形が出てくれば、一時的な円高圧力になると考えています。ただし、円高インパクトは弱まるとのこと。

2018年4月の為替相場の変動要因

佐々木融氏によるFXの変動要因です。

  • 4-6月期の日本企業&投資家による対外投資で円安=111円方向
  • シリア情勢の緊迫化。米国の軍事行動はやや円高要因
  • シリアを巡り米ロの緊張激化は影響大
  • 日米長期金利差とドル円相場の相関が戻りつつある
  • FRBの利上げ期待=円安要因

シリア情勢を巡っては、トランプ大統領の軍事攻撃が短期的な円高要因。ロシアの反発は相当で、為替相場への大きな影響はなくても、短期的には強いリスク要因。

日米長期金利差と米ドル/円の相関が戻りつつあるとは、気になるところ。場合によっては、あっさりと111円台への円安もと佐々木氏は、円安予想に自信ありというところでしょうか。

2018年にはいると、米国金利が上昇しても、米ドル/円は円高に動いたため、相関関係が崩れていました。

◆米10年債&米ドル/円 GMOクリック証券のFXネオ 2018年4月11日

日米金利差

確かにそうであれば、素直に米ドル/円の上昇が期待できますけれど、トランプ政権の貿易赤字削減路線が登場しそうです。急激なドル高円安は、米政権の敏感なところを刺激して、厳しい注文を突き付けられかねません。


2018年は、イースターを境に世界の市場ムードは楽観から悲観へと変化?

2018年の4月は、FX・株式で悲観論と楽観論がないまぜ状態。ミント・パートナ―ズのビル・ブレイン氏は、イースターを終えて、金融市場のムードの変化を感じたとのこと。そして、JPモルガンの佐々木融氏は、米国経済の成長は続き、米ドル/円の円安予想を出しました。


米中貿易戦争でFXはどう動くのか?唐鎌大輔氏&佐々木融氏の見解

トランプ政権の保護貿易・財政赤字削減路線によって、米中貿易戦争への懸念が高まっている2018年のFX相場。今後、どう動くのか。ロイターのコラムで、みずほ銀行の唐鎌大輔氏&JPモルガン・チェースの佐々木融氏が、それぞれの見解を述べています。

唐鎌大輔氏の円高調整リスクあり

まず、唐鎌大輔氏は、実質実効為替相場から現在のFX相場を分析。国際決済銀行が公表する数字から計算すると円の調整は甘いとの結論。円高が続いた今でも主要通貨で最も割安感が高いのは日本円ということ。

実質実効為替相場からは円高調整の可能性

●実質実効為替相場の長期平均乖離率(過去20年の平均)

  • 日本円:-22.5% 一年前の2017年2月は-22.0%から拡大。
  • ユーロ:-3.1% 2017年2月の-9.5%から縮小
  • 英ポンド:-13.2% 一年前は-17.2%
  • メキシコペソ:-19.7%、-31.0%
  • 米ドル:+0.8% +8.6%
  • スイスフラン:+5.2% +10.0%
  • 豪ドル:+4.3% +7.3%

過去20年の平均ですから、短中期的なFXの動きには大きな影響は与えません。しかし、長期でFXをトレードする場合は、重要な結果。また、全体的に乖離が縮小している中で、日本円の乖離幅が拡大傾向していることを意識しておきたい。

唐鎌氏は、ここから、日本円の不均衡が溜まり、もっと円高方向に調整してもおかしくないとの意見を強く主張。

貿易戦争の激化で米ドル全面安のリスク

米国が、安全保障上の脅威という名目で追加関税を課せば、貿易戦争・通貨安競争の可能性は高い。⇒米国だけが関税を引き上げて、他国が追随しないというのは考えにくいので、関税率引き上げや品目を増加させていけば、必然的に貿易摩擦は高くなります。

その結果は、各国が関税・セーフガード発動を始めれば、世界の貿易量減少・世界経済の停滞という結果に落ち込む。各地域のブロック化が世界大戦の原因の一つだったことも指摘されています。

そして、貿易戦争の武器は3つ。関税・非関税障壁・通貨安。つまり、米国が本気で貿易戦争を仕掛けるならドル全面安のリスクが強いということ。

変動為替相場制で、基軸通貨ドルの意向は、絶対であり、米国が望む通貨政策の方向性は実現性が高い。⇒プラザ合意など有名ですね!

貿易戦争が激化すれば、対米貿易黒字の大きい国の通貨が高くなりやすく、日本は第三位の黒字額にあることから、円高リスクが高いとの予想です。

◆米ドル/円の週足チャート アイネットFX 2018年3月28日

米ドル円の週足チャート

ペンタゴンチャートでもまだ下値はありそう。やはり、100円を目指すリスクは覚悟しておくべきか。

佐々木融氏の日米政治リスク

これに対して、佐々木融氏は、円高圧力が落ち着くと予想。

現状のFX相場は、米ドルの保護主義でのドル売りよりも政治リスクによるリスクオフの円買いと指摘。

米国と中国の関税引き上げ合戦はどちらの利益にもならない。中国が保有する1.17兆ドルの米国債売却も誰の得にもならない。もっともFX・債券・株式市場などが、思惑に反応する可能性はある。

米中貿易戦争は起こらない?

米中は、関税をお互いに引き上げる貿易戦争よりも交渉で解決するのではないかというのが佐々木氏の考えです。

短期的な円ショートポジションの手仕舞いは完了し、103円程度へのオーバーシュートはありえる。4月に入ると、日本企業や投資家の対外投資も積極化し、世界の資産価格低下に歯止めがかかって、円高圧力が落ち着く。

103円台へのオーバーシュートは短期的な動きで終るのではないかと。

佐々木融氏は、3月中については、円高路線を予想も4月以降について、FX市場の潮目は変化すると予想している様子。日米貿易戦争も合理的に利害を考えれば、激しくはならないとの予想。

大方は、佐々木氏の考えに、賛成したいのですが、人や国は合理的にだけ考えるものではないということが気になります。

個人的には、日米貿易摩擦は、時間をかなりかかりながら、ゆっくりと解決するとは思います。しかし、日本以上に中国は、したたかかつ方向転換をしにくい国。トランプ大統領の脅しに屈せずに、様々な仕掛けをしてくることでしょう。そうなると、最終的に米ドル安に持っていく以外に赤字減らしの方法はないのではと考えます。


2018年3月は円反落を佐々木融氏が予想。保護主義と森友問題の影響は限定的。

2018年2月の円急騰局面から変化を見せる可能性をJPモルガンの佐々木融氏が予想しています。現在のFXは、トランプ政権の要人辞任(解任)や保護主義問題でもちきり。日本では、森友問題で財務省の文書書き換えから麻生氏退陣の話まで出ており、日米で政治によるFXへの影響が顕著。佐々木融氏の結論は、円の反落基調入りを指摘。


米国の税制改革法案が成立した場合の株式やFXの動きを佐々木融氏が予測

米国の税制改革法案が成立した時の株式・FXへのインパクトを佐々木融氏がロイターで解説しています。

以前より、2018年の米ドル/円相場は、レンジになるとの予想を公表している通り、税制改革法案が成立しても米金利や米ドルの上昇要因にはつながりにくいとの結論。もっとも株価は上昇するとの予想。


2018年の米ドル/円はドルも円も弱くてレンジ相場と佐々木融氏が予想

いよいよ2017年も押し迫り、2018年の相場予想がいくつか出てまいりました。JPモルガンの佐々木融氏は、米ドル/円のレンジ相場とクロス円の円安を予想。

ロイターで佐々木融氏が語ったところを見てみましょう。

2017年の米ドル/円の変動幅は9.6%程度、年間平均レンジは17.7%と狭いレンジで推移。


なんと米ドル安は、これから1年以上続くとJPモルガンの佐々木融氏が予想

FRBの金融引締(利上げ&バランスシート縮小)にも関わらず、JPモルガンの佐々木融氏は、米ドル安予想を継続しています。

これまでの米ドル/円相場を見る限り、佐々木融氏の予想は当たりつつあり、2017年の米ドルはかなり安くなりました。佐々木氏は、更なる米ドル安を予想しており、考えていたよりも米ドル安のスピードは速いという程。

テレビ東京で語った内容をファイナンシャルポインターがまとめてくれています。


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