為替相場が、円高・円安のどちらに動くかで儲かるか儲からないか大きく変わるFXの個人投資家。日経新聞の記事では、2016年1~6月は利益の人は3割未満と少なかったことが判明。2016年スタート後から、世界同時株安・原油安によるリスクオフ状態で思うように儲けられなかった様子。
2016年上期(1~6月)は、儲けた人は3割未満
●米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円の日足チャート:GMOクリック証券のFXネオ
原油安・世界的な株安・英ブレグジットと様々なリスク要因があった世界経済。為替相場は全体的に円安に。
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FXを取引する個人投資家は、買いポジション主体のため円安トレンドで利益を伸ばし、円高トレンドで損失を出しやすい傾向を持つ。前年同期は5割が儲けたとのことですから、今回もその傾向のまま。
できれば、売り(ショート)ポジションも勉強して円高局面でも利益を出せるようにしたいものですね。
●月間売買代金:GMOクリック証券 売買代金単位:百万円
2016年の売買代金もやや低調な水準。英国の国民投票直後に100円を割れ、個人投資家の買いポジションはストップロスやロスカットの成立を含めてかなり減少。ここから新たな相場展開になっていくでしょう。