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インターバンクのマーケットオーダーで売買ポイントやストップロスを確認

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為替市場のビッグプレイヤー同士が取引する場が「インターバンク」。このインターバンクで出されている主なオーダー状況は、為替情報として手に入れることができます。

インターバンクの買いや売りの注文が多い為替レートは支持線や抵抗線になりえるポイント。特に厚めのストップロスがある水準は抜けると大きく動くことがあるため要注意。

インターバンクマーケットオーダーの例

2014年10月20日の状況をトレーダーズウェブエックス様のサイトで確認できます。一部通貨ペアは無料で全てのオーダー情報を入手するには会員になる必要あり。

インターバンクのストップロスや売買注文

出典:トレーダーズウェブエフエックス

実際にシティバンクやバークレイズ・東京三菱などの銀行にオーダーを確認した情報ですから信頼性は高い。FX会社はお客様からの注文をカバーするために大手銀行に対して同様の注文を出してポジションリスクを減らします。

つまり、インターバンクに参加している金融機関にとってFX会社はお客様の関係。また、グローバル化と電子化に伴い大手銀行は合併し、インターバンクディーラーの職は減りました。彼らの多くがFX会社と関連産業に転職したことで人脈的繋がりも分厚くなったのです。

マーケットオーダーを見る時はチャートと併せて見ること。

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●SBIFXトレードの1時間足チャート:ドル/円

ドル円のチャート

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  • 107.60円は売り厚め。超えるとストップロス買い⇒抜けたところで新規買いポジションを持つ戦略は有効。
  • 105.50円、105.00円、104.50円は買い厚め

これらのポイントを抜けた時に売買を行うのもいい方法。厚めのストップロスは、抵抗線になると同時に抜けると機械的に注文が執行されるため一気に走る可能性あり。

ただし、為替相場は、何か一つの要因だけで売買判断して常に利益を得られる程、甘くありません。初心者の方からは、勝つための必勝法を教えてくださいと言われることがしばしば。

この入門ブログでは、いくつかの手法を紹介していきますが、常に利益を出せる必勝法=魔法の聖杯はありません。為替市場の状況にあわせて複数の方法を組み合わせていくのが一番。成功体験に固執すると負けパターンに陥ることも。常に為替市場のファンダメンタルズから見たトレンド、テクニカルから見たトレンドを掴んでおきましょう。

FX会社の為替情報配信も利用可能

●インターバンクマーケットオーダー状況はFX会社に口座開設して入手することもできる。

下記は、大手FX会社のマネーパートナーズFXの24時間配信する為替情報。オーダー情報は、「GI24」「FXWAVE」が流してくれています。そのため、FX会社に口座開設してゲットすることも可能。

ドル/円のインターバンクマーケットオーダー

マネーパートナーズFXのニュース画面

口座開設すれば、取引システム内で無料かつ自由に閲覧できる!

FXWAVEと冒頭のトレーダーズウェブエフエックスは両方とも「株式会社DZHフィナンシャルリサーチ」が提供しているサービスですから情報元は同じ。

GI24は、元インターバンクディーラーの今井雅人氏が創業した会社。現在も和田仁志氏や荻野金男氏などシティバンク・バークレイズなど外資系金融機関でのディーラー経験を持つ人たちが情報を入手しています。

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