トラリピ(トラップリピートイフダン®)は、FXの注文方法の一つで、マネースクウェアジャパンで取引できます。特許取得済みの注文方法ですから他のFX会社では利用できません。
特殊な注文方法:トラリピとは
為替相場が一定の範囲(レンジ)で動いているときに、複数の注文を同時に発注します。
例えば、為替相場が、80円~90円の10円幅で何度も上がったり下がったりを繰り返しているような場合に、80円で買って90円で売ることを繰り返せば利益になります。
トラリピは、買い→売りの取引を自動で出してくれるので、いちいち、注文を出したり決済したりしなくてもOK。システムトレードとは少し違い、自動車のマニュアル車とオートマ車のように手助けしてくれるツール。
●トラリピのイメージ図
100円と94.50円の間で動いているレンジ相場の場合
為替相場が動くと、あらかじめ設定した注文が行われます。
1回の新規買い→決済売り(イフダン注文)までは、どのFX会社でもできる注文方法。自動的に何度もイフダン注文を繰り返してくれるのは「マネースクウェアジャパン」の「トラリピ」だけです。
百聞は一見にしかず:動画の説明を見よう
トラリピを利用するメリット
1.レンジ相場に強い
一定の値幅で上下動を繰り返すレンジ相場でトラリピは最大の強みを発揮します。
2.注文を設定すれば自動で発注してくれる
トラリピは、注文設定をすれば自動で注文を繰り返してくれますので、何度も何度も自分で設定する手間が省けます。
3. 機械的に自動発注
自動発注は手間が省けることと、心や感情の揺れに惑わされないというメリットもあります。レンジ相場が続いていても、手動で注文を出しているとついそろそろレンジも終わりでは?今回は上手くいかないのでは?トレンド相場に転換か?と「迷う心」が忍び込んできてしまいます。トラリピは最初に設定したまま機械的に発注しますので「迷う心」の影響を受けません。
4.短期の動きやニュースに惑わされない。
トラリピは、長めの期間で取引する方が多い取引方法です。そのため日々のニュースに一喜一憂することが減るメリットがあります。近年の経済情勢だとスペインの高官発言でユーロ上昇、数時間後にEUの誰かが発言を否定しユーロ下落。為替相場は行ってこいで終了なんてことも良くありますね。
●豪ドルの週足チャート(マネースクウェアジャパン)
2009年以降の豪ドル/円の週足チャートです。 下値を72円台、上値を85円~90円とするレンジ相場にあることが分かります。
このような相場のときに、下値で買い、上値で売るを自動的に繰り返してくれるトラリピは力を発揮します。
トラリピのリスク管理:ストップロス
では、トラリピっていいことばかりなのでしょうか?もちろんいいことばかりではなく、相場が思わぬ方向に行くと損失が発生します。
レンジ相場で利益を得ることを得意とするため、設定した範囲を超えてトレンドが起きると、注文ができない・損失が発生するリスクがあります。
ただし、相場が想定外の動きをした場合に備えた、「ストップロス」機能もありますので、ここまで下がったら(上がったら)損切りする「ストップロス」をしっかりと活用しましょう。
損切りは、他のFXでの取引時と同様に大切です。マネースクウェア・ジャパンは投資家教育に力を入れているFX会社です。
今の為替相場の方向性は、自分で判断しなければ・・・利益を得られません。この取引方法に合った相場を捕えられるかどうかは利用する私達次第。