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ムーディーズが中国の格付けを「A1」に引下げ!今後の債務増加を指摘

米国の格付会社「ムーディーズ」は、2017年5月24日、中国の格付けを「Aa3」から「A1」に引き下げました。1989年以来の出来事で中国の債務問題がクローズアップされていくきっかけになるかもしれません。発表直後は、リスクオフで米ドル/円が売られました。また、中国と関係の深い豪ドルは大きく売りが出ています。

ムーディーズは、改革が進めば、経済と金融システムを改革できる可能性はあるものの、債務の増大を阻止する公算は小さく、政府の偶発債務が増えるだろうと指摘。

当然、中国側は反論。債務急増・改革難航・力ずくの成長維持の三点は誇張にすぎない。構造改革の取り組みを見くびっていると批判。スターウォーズでアナキン・スカイウォーカーことダース・ベイダーもオビワン・ケノービとの決闘で「「僕の力を見くびるな!」と言ってから、敗北しました。さて、中国政府対格付け会社のバトルはどうなるでしょうか。

●米ドル/円・ユーロ/円や豪ドル/円の日足:GMOクリック証券のFXネオ 2017年5月25日

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中国格付け引下げは、中国の債務増加トレンドが理由

これまでも、債務が増加していた中国は経済成長率の低下により、これから、どんどん政府債務が増加する見通し。

中国の債務増加

  • 中国の経済成長率は、下落傾向で5%まで低くなる可能性が高い。
  • 景気悪化を抑えるために財政刺激策を打ち出して債務が増える
  • 経済改革を実施しているも債務増加は防ぎきれない

結果的に政府債務は、2018年までにGDP比40%、2020年末までに45%に近づくとムーディーズは予想。

中国の肖捷財政相が明らかにした2016年末の中央・地方債務残高は、27兆3300億元(約451兆円)。GDP比率で36.7%!

さらに、シャドーバンキングの分もあるため、本当の債務額が見えないというリスクも存在。民間部門の債務はBISの統計によると、非金融セクター部分が積み上がっており、2015年9月末の時点で、165.7兆元(約26兆ドル)

民間がレバレッジをかけて増やした債務は、政府・中央銀行が肩代わりしないと破滅の道へまっしぐら。さて、中国政府はどう出るのでしょうか?

リーマンショック後の世界不況に対して、財政資金よりも金融資金を総動員して行った4兆元の需要創出策が、債務の膨張に拍車をかけたのだろう。おそらく地方政府が作った融資プラットフォームは形態は民間なので、このカテゴリーに入っていると思われる。中国債務膨張経済

リーマンショック後の世界経済を支えた中国の、このところ経済が停滞気味。債務の上限に達すると株価の暴落もありえると考えられており、人民元に対する不安も出ています。中国・日本では、ビットコインの需要が高まり価格が上がっているのも中国で貯まりつつある巨大なマグマを想定してのことかもしれません。

その上で、レバレッジが予想以上に急速に拡大し、金融セクターに緊張をもたらしているとみられる場合、格付けにはネガティブな圧力が強まると指摘。逆に、レバレッジ解消に向けた改革が予想以上に奏功すれば、格付けにはポジティブな圧力になるとした。中国の政策を巡っては、ムーディーズとしては国有企業改革や過剰能力削減、企業の混合保有、シャドーバンキング部門の引き締まりなどに関連した措置に注目すると述べた。ムーディーズが中国の格付けを引き下げ

これから、為替相場も荒れそうですし、FXの勉強・取引を始めるには良い時期です。

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