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外国為替相場の変動要因と歴史的事件

為替相場は複数の要因により変動します。その中でも重要なポイントは3つ

  • 「相対的に見る」
  • 「織り込み済み」
  • 「トレンド」

外国為替の変動要因:通貨と通貨の関係

為替市場は単純な一つの理由だけで動きません。複数の要因で動くことをFXトレーダーは理解しましょう。

●DMMFXのチャート

世界の通貨ペア

世界には多くの通貨があり相互に影響!悲観派は、為替市場を予測するのは無理だといいますが本当にそうでしょうか。FXをすでに取引している方は不可能ではないと思うことでしょう。

二つの通貨を相対的に見る

代表的な通貨ペアとしてドル/円を見てみましょう。米ドルと日本円の交換レートがドル/円。

ゆえにドルと円の二つの通貨の価値により価格が決定します。どちらか一方だけを見て上昇や下落の判断をしてはいけません。

日本経済が悪化し先行き不安から円が売られるという場合、仮に米国が日本以上に経済悪化が深刻だとしたらどうなるでしょう。相対的に見て悪い方の通貨であるドルが売られ円が買われてドル安円高になります。

常に通貨同士を相対的に考えること。複数の通貨が世界に存在する中で通貨間のバランスで為替相場は決まります。

織り込み済み

相場は、常に一歩先を進んでいます。あらゆるニュース・統計データは、市場で予想が行われその結果がすでに価格に反映されています。

このことを「織り込み済み」といいます。

そのため、悪い数字(良い数字)が出たから価格が変動するのではなく予想とどれだけかけ離れた結果が出たかということの方が重要なポイントです。

トレンドを知る

市場にはその時々で注目を集めるテーマが存在します。インフレ警戒観が強ければ消費者物価指数や原油価格などが重視され不動産バブル時には不動産の状況次第で外国為替も反応します。

主な外国為替の変動要因

FX初心者の方も、ニュースやチャートを確認して「予想⇒結果⇒理由」を確認しているうちにだんだんわかってきます。

代表的な要因を下記にまとめておきます。

変動要因
上昇
下落
景気
好況時には、資金流入が増え上昇要因
不況時には、資金流出が起きやすく下落要因
雇用統計
雇用の加、失業率低下は好景気。米国の雇用統計は特に重要な指標です。
雇用の低下・失業者の増加は不景気の兆候です。
経常収支
貿易黒字・財政黒字は通貨高要因
貿易赤字・財政赤字は通貨安要因
GDP成長率
GDPの数字が良いと、通貨高の要因です
GDPの数字が悪い場合と、通貨安の要因です
金利
金利高は通貨高要因です。しかし高すぎる金利はインフレ懸念や通貨への信用が薄いことを示すため注意が必要です。
低金利は通貨安要因です。金利選好型資金が流出します。また景気刺激策として好景気を呼ぶ場合もあります
資源価格
価格上昇:豪・カナダなどの資源国にとっては収入増加につながりますので、通貨高要因です
価格下落:豪・カナダなどの資源国にとっては収入減少につながりますので、通貨安要因です
テクニカル要因や投機的売買
市場では多くの人がチャートを利用して売買を行う。そのためにチャート上のポイントが意識されます。
要人発言や介入
通貨当局者や政治家が、通貨政策や金融政策・通貨の方向性などを発言する場合があります。為替のコントロールを狙って介入を行うこともある。
戦争・紛争・政治混乱など
戦争や紛争・政局の混乱は関係国の通貨下落要因です。ただし通貨や株価はこれらの要因を先取りすることが多く「噂で買って事実で売られる」という現象が起こることも。

リスクと信用という点も通貨の価値を測る上で重要!為替を予想・取引するFX愛好家は時に、新興国のお金持ちの気持ちになってみてください。

為替相場の歴史的事件の例

年月
テーマ
内容
1949年4月
固定相場制
第二次世界大戦後、1ドル360円の固定相場制で為替市場開始
1971年8月
ニクソンショック
米ドルと金の交換停止(ブレトン・ウッズ体制崩壊)、固定相場制の事実上崩壊
1971年12月
スミソニアン会議
主要国通貨の対ドル相場調整。円は301.70~314.93の幅を維持する。
1973年2月
円の変動相場制移行
米国赤字継続によるドル安
1978年11月
ドル防衛策
カーター米大統領のドル防衛、協調為替政策、ドル/円197.80円
1985年9月
プラザ合意(G5)
ドル高是正のG5会合、その結果、急激に円高が進み翌年には150円台まで円高となる。
1990年4月
バブルと円安
規制緩和及びバブル経済・・・対外投資活発等により160円まで円安進む
1992年9月
ポンド危機
ポンド急落、英国がERM(欧州為替相場メカニズム)脱退、ソロスがポンド急落の引き金
1995年4月
史上最高の円高
ドル/円79.75円、巨額な経常黒字の積み上げとバブル崩壊による内需落ち込で円高が進行する。
1997年7月
アジア通貨危機
アジアからはじまった通貨危機が、新興国全体の通貨危機(ロシア・ブラジル等)へと拡大
1999年1月
ユーロ誕生
欧州共通通貨「ユーロ」の誕生
2001年9月
同時多発テロ
米国にてテロ事件が起こり、テロとの戦争が始まる
2003年1月~2004年3月
大規模円売り介入
日本政府による約35兆円の円売り介入
2008年9月
リーマンショック
サブプライムローンから始まり、世界金融危機へと発展。12月~1月にかけてドル/円90円割れの円高
2010
ユーロ危機
ギリシャ債務問題をきっかけとしたユーロ下落
2011
東日本・関東大震災
宮城沖の地震および津波・福島原発の影響により円高進行、76.25円(史上最高)、その後に協調介入で戻す
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