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ECBの金融緩和とユーロ/ドル相場:12月3日の理事会で追加緩和を決定か?

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ECBはいよいよ12月3日(木)の欧州中銀理事会で、金融緩和拡大を決定しそう。昨日2日の11月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値は前年同月比0.1%上昇と、インフレ目標達成するために十分な物価上昇していないことが明らかに。

これにより、米国利上げに対してECBの金融緩和拡大という金融政策の差が広がり、ユーロ/ドルを中心にユーロ安誘導に動きそう。FXトレードをする際には、ユーロ相場に注目!

欧州中央銀行(ECB)が、2015年1月22日に、資産買入れプログラムによる量的緩和を開始した時からの状況を見てみましょう。

●ユーロ圏・消費者物価指数

ユーロ消費者物価指数

2015年1月に底入れした後、回復を見せていたが、夏場以降に再び下落。


ECB量的緩和後のユーロ相場

ユーロ/ドル:日足チャート:DMMFX

ユーロドル相場

2015年のユーロ/ドル相場

ECBの量的緩和前は1.1600前後だったユーロ/ドル。3月13日に1.04621の安値を付ける。その後はギリシャ債務問題の落ち着きや中国経済減速によるリスク回避もあり、ユーロ高に動く。

しかし、一向に上向かないインフレやECBのマイナス金利や追加緩和を模索している状況、パリ同時多発テロの影響などからユーロ売りが進行。

今後の2016年ユーロ/ドル相場の主な見方は、以下の通り

  • ECBの金融緩和とマイナス金利に対する米国の利上げによる金融政策格差
  • 証券投資フローの資金流出
  • ユーロ安と追加緩和による緩やかなユーロ圏の景気回復

●ユーロ/ドルの月足チャート

ユーロドルの月足

パリティの1.0000かフィボナッチの76.4%となる1.1767辺りが下落の参考価格。パリティ割れは十分あり得るのではと思います。そして、2016年半ばから後半にかけてユーロ圏の景気回復と米国利上げピークになったら、ユーロ高に戻るというシナリオが有力

ECBの追加緩和期待

ユーロ圏では、フォルクスワーゲンの排気ガス不正問題・難民流入・パリ同時多発テロなど不確定要因が多い。何とか立ち直りかけていたユーロ圏景気の下振れ懸念が出ている。さらに、原油価格の下げが続くことからインフレ目標2%達成は困難。

ECBは、これらの問題を解決するために、動き出す可能性が高い。米国がFOMCで利上げを行い、新興国からの資金流出が加速する可能性もECBの緩和拡大で多少吸収するという意図もあるだろう。

ECBの政策変更として考えられる内容

  1. 量的緩和の金額拡大
  2. 終了時期の延長
  3. 量的緩和の対象拡大
  4. 預金金利引き下げ

どれを実施するのか本日の理事会とマリオ・ドラギさんの記者会見が楽しみ。ユーロ安誘導に導きたいというECBの意図から見ても、何らかの政策を打ち出してくるだろう。

FX初心者にとってハードルの高いユーロ/ドル相場ですが、今後、数か月の流れで見た場合、面白い相場になりそうです。スプレッドもDMMFXの場合「0.5」と米ドル/円に次いで狭い水準ですからチャートと相場を見ておくのは大切です。

もちろん、米ドル/円のトレード中心の方も、ユーロ/ドルが相場を動かす時がありますので、市況は確認しておいてください。

●参考サイト

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