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根拠のない天井・大底判断は危険:相場に「高すぎ」や「安すぎ」は無いと覚えよう

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為替相場が上昇(下落)トレンドを長く続けているとFXトレーダーは不安になります。そろそろ天井(大底)のはずだから売りに回ろうと思いがち。

そこで売って後悔するのがFXを初めて間もない初心者が一度はやってしまう典型的な失敗例です。コイン投げで表が10回連続で出れば次は裏に賭けたくなる。

同じように為替相場が同じ方向に動き続けると逆目のトレードをしたくなるものです。

●アベノミクス以降の為替相場は円安トレンド

アベノミクス以降の為替相場

※SBIFXトレードの日足チャート(2012年8月~2014年11月26日)

人間心理として、毎日、同じ方向に相場が動くと落ち着かないために上昇トレンドの中で売りポジションを持ち損失を出した方も多いはず。急激な上昇や下落に対して反動が出やすいことは確か。そこを狙って仕掛ける売買は、取引経験を積んでから行う方が良い。

トレンド継続中にそろそろ天井だ底だと勝手に決めつけて行う逆張りトレードは危険

初心者は相場の方向に逆らうな:天井・大底を決めつけての売買は危険

為替相場の予想をしていると、高くなる過程(安くなる)を見続けていることでそろそろ天井じゃないかもしくは大底じゃないかとの議論が起きます。明確なトレンド終了のサインがあればいいのですが、単純に上昇しすぎ(下落しすぎ)で新規エントリーすると痛い目を見るだけ

  • 上昇はそろそろ終わりそうだから反転を狙って売る
  • 長期トレンドは上昇だけど短期の利益を狙って売る
  • こんなに上昇するはずがない

自然の摂理からすると異常値は修正されます。ボリンジャーバンドや移動平均かい離率といったテクニカル分析は統計上のデータをもとに作成されたツールです、天井や底値・乖離を判断することができます。

しかし、ブラックスワンとも呼ばれる金融市場の異常値は、計算上よりも頻繁に起こるもの。ITバブル崩壊・リーマンショックしかり。

そのため、トレンドの勢いは甘く見ない方がいいでしょう。

サブプライムローンの終焉を予測していたアナリストやトレーダーは大勢います。しかし、終焉前に売りをしていた人で損失を出した例もたくさんあるのです。なぜならば相場のピーク時は理論値を超えて上昇や下落するから。

商品市場を例に取ると、トウモロコシなどの農産物・銅や鉄などの原材料には原価が存在するため、原価割れの価格にはならないはずです。ところが時には原価割れのレベルまで価格は下がってしまいます。

価格は上昇トレンドが終わるまで上昇を続けます。人が高すぎる(安すぎる)と思ったところで天井(大底)を打つわけではありません。FXトレーダーは、根拠の無い上がり過ぎや下がり過ぎよりもテクニカル分析の数値やニュースに対する値動きから相場を判断しましょう。

特に1時間足や日足チャートを分析してトレードを行う中長期トレーダーや金利差狙いのスワップポイント派は焦る必要はありません。トレンドが終了するまでポジションを持つことで早すぎる利食いを避けて十分な利益を確保できます。

●SBIFXトレードの60分足チャートで見た2014年11月の為替相場

2014年11月の為替相場

米国の資産買入れ終了(QE3)や日銀のハロウィーン緩和で大きく円安ドル高方向へと動く。

10/31の日銀緩和後の急激な円安進行に対して、戻りを狙って売りポジションで仕掛けることのリスクが分かるチャート。トレンドは行くところまで行くと覚えておいてください。

変に自己判断で、下がったから大底だと買い、上がったから天井は近いと考えて売りというトレードは大損するパターン。逆張りでのFXトレードはレンジ相場で行うようにしましょう。

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