米ドル/円は、レンジ相場の動き。
FOMCが、18-19日に開催される予定のFOMCは、利下げへの地ならし。7月に利下げがメインシナリオ。
米ドル/円の今週予想:6/17
米ドル/円は、利下げスタンスが確実視されれば、動きが出る可能性あり。そうなるとドル売りに動きやすくなる。
香港の大規模デモは、逃亡犯条例改正延期となるも水面下での反動が心配。
中東でのイランを巡る対立は、しばらく続きそう。安倍首相の訪問も今ひとつでしたし。
米中貿易摩擦は、G20に向けて米中首脳階段が実現されれば、リスクオン。開催されなければリスクオフ。開催されても合意するとは限りませんが、開催されること事態がプラス要因。
●通貨別日足チャート GMOクリック証券のFXネオ 2019年6月17日
ユーロ/ドルは、ユーロ売りドル買いの動きが強まる。米ドル/円は横ばいのレンジ相場。
●米ドル/円の日足チャート アイネットFX
108.60円あたりをピークにレジスタンス。
108.14円あたりを底にサポート。108円から107.80円あたりは固め。
テクニカル的には、レンジの上方部にあるため、売りで仕掛けたいところ。レジスタンスを上に抜ければ上に抜けるリスクあり。
NYサマリー
朝方発表された米小売売上高が堅調だったことで、ドル指数が約2週間ぶりの高水準を付けた。来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、米経済が急速に減速しているとの懸念が和らいだ。NYサマリー:6/14
【スポンサーリンク】これらを踏まえて、来週(18日-19日)の米FOMC(含むドットチャート及びパウエルFRB議長記者会見)でハト派的な見解が示されれば、「米インフレ鈍化→年内利下げ観測再燃→米長期金利低下→ドル売り」の流れが強まり、ドル円が108円割れを再トライする展開も想定されます。FX羅針盤
●FOMCでの米利下げスタンス
●G20での米中首脳会談が実現するかどうか
ツイッター
先週のドル円は結局108.50円で膠着。負けづらい相場ではありましたが、もう少し動いてほしかった。来週はFOMCを始めイベント豊富なので期待したい。あとG20に向けて米中首脳会談が実現するか否か。会談実現でリスクオン、無理ならリスクオフです。こちらはインパクト大なので後追いでもついていけるか
— 井口 喜雄 (@yoshi_igu) June 15, 2019
通貨強弱 週末に向けて、米ドル買い・日本買いの流れが強まる 改めて考えるとこれまでとは逆の動きであり、来週のFOMCに向けて調整が出ているのかも 特にユーロドルやクロス円に現れている様に極端な変化で週末までついていくのが難しかった ドル円のレンジでセコセコトレードしか出来なかった週でした pic.twitter.com/07VFjL4Xkf — 羊飼いFX★ (@hitsuzikai) June 14, 2019
来週の予定
■来週の注目スケジュール:フィスコ
6月17日(月):トルコ失業率、ニューヨーク連銀製造業景気指数、米NAHB住宅市場指数、欧外相理事会、通商代表部(USTR)の中国製品3000億ドル相当への関税計画を巡る公聴会など
6月18日(火):欧貿易収支、米住宅着工件数、英保守党党首選、米連邦公開市場委員会(FOMC)(19日まで)など
6月19日(水):貿易収支、Sansanが東証マザーズに新規上場、英消費者物価コア指数、米FOMCが政策金利発表、パウエルFRB議長が記者会見など
6月20日(木):黒田日銀総裁が会見、米経常収支、ユーロ圏消費者信頼感指数、欧首脳会議など
6月21日(金):独PMI、ユーロ圏PMI、米PMIなど