13日の米ドル/円は、東京時間で、108.17円に下落。欧米時間で、108.54円まで上昇した後に、またもや下落し、108.39円で引け。
中東のオマーン沖での石油タンカーの攻撃で、米国とイランの関係悪化及び石油価格の上昇が器具されています。
中東のリスク高まりと利下げ確率
地政学リスクの高まりからドル売り円買いになるとの予想と、原油価格の上昇から円売りになるのではとの見方が錯綜。
金価格も上昇しており、リスクオンにはなりにくい状況。
来週18―19日に開かれるFOMCではおおむね利下げ決定は見込まれていないものの、市場は早ければ7月にも利下げが行われる可能性が高いとみている。CMEグループのFEDウオッチによると、金利先物が織り込む来週の利下げ確率は29%、7月の利下げ確率は89%となっている。NY市場サマリー6/13
7月FOMCでの利下げ確率は9割。6月は、29%と来週のFOMCは、利下げに向けての準備段階との予想がメイン。内容次第で大きく動く可能性があるでしょう。
ファンダメンタルズ面での不安要素がドル円の上値を抑制する展開が続いております。一目均衡表転換線(108.31)や、10日移動平均線(108.34)付近では「戻り売り」が強まると見られ、事実昨日も108.54をトップに108.25まで下落する展開となりました。FX羅針盤
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●米ドル/円の15分足足 アイネットFX 2019年6月14日
108.20~108.55円あたりのラインが厚め。本日は、実質ゴトー日で仲値前後の動きに注意。仲値前に売りたくはない。
事件を受けポンペオ米国務長官は記者会見を行い、「オマーン沖で発生した攻撃について、米政府はイランが攻撃の背後にいたと判断している」とし、「機密情報、使用された武器、こうした攻撃の実施に必要な手腕、イランによる船舶に対する類似した攻撃に加え、この海域で活動するいかなるグループもこのような高度な攻撃を実施する能力は備えていない事実を踏まえ、米政府はこのような判断を下した」と述べた。ただ、具体的な証拠は示さなかった。オマーン沖での攻撃