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米国の消費者物価指数と2月株価下落イベントを受けてFRBは利上げ継続か?

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米株価の下落が一段落した中、米10年債利回りは、2018年2月14日に2.92%と3%に迫る勢いを示しました。この理由は、1月の消費者物価指数(CPI)の数字。インフレの強さを示し、FRBの利上げペースが高まるのではとの見方が浮上。

直後のFXは、ユーロ売りドル買いで反応。米株は、一時下落するも上昇方向へと変化。それが影響してか米ドル/円は、やや下落して107円前後から割れる方向に動きました。

消費者物価指数と長期債の利回り上昇が、米株の下落というシナリオにはつながらず、市場には安心感が出ています。

米国の消費者物価指数:2018年1月

2018年1月の米国消費者物価指数は、前年同月比

  • 全体:2.1%
  • コア指数:1.8%

前月比だと0.5%上昇となり、市場予想の0.3%を上回ることに。

前月比からかなりの上昇を見せています。

CPIの前月比の内訳は、ガソリンが5.7%上昇し、12月の0.8%下落から持ち直した。原油価格は1月に、世界的な底堅い需要とドル安を背景に値上がりした。食品は0.2%上昇。ドル安が影響したとみられる。ロイター

さらに、賃貸家賃が0.3%上昇、病院サービスは1.3%、衣料は1.7%の値上がり。

さて、この結果を受けてパウエル新議長のFRBは、どのような決断を下すのでしょうか。FXをはじめ金融アナリストの違憲では、インフレに上昇圧力が出ている・力強いインフレの時代は到来とのインフレ警戒意見が出始めています。

さらに、昨年春の携帯電話会社の一斉値下げがCPIを抑えてきたものの、3月から電話料金の値下げ額が前年同月比の計算から外れるために強めの数字が出やすくなるという理由もあります。ということは、インフレ率2%の達成可能デイが高くなるということ。

次回3月のFOMCでは、利上げに加えて、これまでの年3回から年4回へと利上げスピードが早くなってもおかしくありません。

一方個人消費の数字は微妙で、CPIと同時に発表された1月の小売売上高は、前月比0.3%減となり、大幅な落ち込み。個人消費が弱いとGDPの数字なども悪くなってきます。

パウエル新FRB議長のスピーチからは利上げ継続が見える

2018年2月13日にあったFRB新議長のジェローム・パウエル氏の演説。こちらを見る限り、草稿に則ったスピーチで、今回の株価下落に対する懸念がなかったのが気になります。

2012年に理事会に加わった時は、失業率は8.2%と高く、バーナンキ氏とイエレン氏のリーダーシップの元に改善された。

私達の課題は、変化するも、FRBのアプローチは変わりません。今、世界経済は10年ぶりに大きく回復しています。FRBは、金利政策とバランスシートの両方を正常化していく過程にある。

FRB:パウエル新議長のスピーチ

1987年のブラックマンデーの時には、グリーンスパン議長が、すぐに声明文を出したのに対して、今回は何もなし。つまり、株式市場の下落を気にしてはいるが、そこまで重視していないということという指摘があります。

パウエル議長にとって今回の講演は3月のFOMC会合までに市場に意思を伝える一番の機会であるにもかかわらず、世界同時株安には言及しなかった。つまりはそういうことなのである。パウエル議長が送ったメッセージは「まだこの段階ではFedは反応しない」ということである。FRBは利上げ継続へ

今のところ、FRBは、CPI・GDPなどインフレの数字を重視しながら、利上げとバランスシート縮小を行っていくシナリオが有力。もちろん、株式市場を無視するわけではなく、この程度の下落は調整の範囲内。今までがあげすぎだったのだから・・という考えなのでしょう。

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