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消費税増税と見送りに対し為替相場は円高か円安か?

金融市場は消費税に対してどう反応するのでしょうか

安倍首相が消費増税と一体で法人税減税を検討するように指示したと日経新聞が報じたことで為替市場が円安に動き、否定されたことで円高になりました。

法人税減税検討指示を菅義偉官房長官が否定したことで日経平均は下落し為替市場は円高。FX会社や投資家も振り回されていそうです。

2016年3月:来春の消費税10%引き上げ延期?と為替相場

為替相場の消費増税に対する反応は?

●消費税の増税=円安
●増税見送り=円高

になるとの見方が強くなっています。

特に消費税増税を行った場合の景気腰折れ懸念を払しょくするために、増税時および決断時にさらなる金融緩和や財政政策・法人税減税などをセットにしてくる可能性が高く増税見送り=円高株安の動きを市場は見せています。

2013年第二四半期(4─6月期)実質GDPが予想より悪く増税見送りを懸念し96円割れの円高となった為替市場

消費税増税時は円安の理由

  • 消費税増税に伴うインフレ率の上昇と実質金利の低下
  • 増税による景気が悪化し、米国との景気差が投資家に嫌気される
  • 日銀が追加緩和を行う可能性が高く実質金利の低下
  • 法人税減税は、海外から日本への投資を増やし円高要素もあるが、アベノミクスの成長戦略の象徴として株高・円安に繋がる可能性も高い
  • 来年4月の増税に向けて駆け込み需要が高まる。

※消費税増税で、景気悪化し株安・円高路線に進むリスクもあります。=見送派の考えているリスク要因


消費税の増税見送り時の金融市場

WSJの記事によると、安倍政権が消費税を先送りをすると→他の経済政策・改革も頓挫の可能性→日本売り→株安・円高と今までの好循環の巻き戻しが起こると予想しています。

増税見送り時のリスク

・財政悪化懸念による日本国債格下げに繋がるリスク=円安要因

・海外投資家を中心にアベノミクス&安倍政権の指導力に疑問を持つリスク=円高要因

増税を見送った場合は、海外投資家が株売り・円買い(戻し)に動く可能性が高く、短期的な動きとして円高要因として意識されやすい。

もちろん、その後の日本国債格下げなどに繋がると円安要因だが、当面は海外投資家の巻き戻しの動きが強くなることを覚悟しておいた方が良い。FXで海外投資を行っている方は要注意。

増税見送り時のQUICK8月調査データ

金融市場がどう判断しているかをQUICKが8月に調査しました。:日経新聞

消費税増税を見送った場合の市場の反応

長期金利

上昇:73%、影響なし:21%、低下:6%

日本株

上昇:25%、影響なし:17%、下落:57%

見送った場合は、長期金利上昇、日本株下落と考えている市場関係者が多いとのデータ結果。

金利は、「財政再建の遅れで国債の信認不安の見方」「日銀が国債を買い支えることですぐに金利の急上昇はしないとの見方」

政策研究大学院大学の大田弘子教授によると、消費者物価上昇率が日銀目標の2%に近付くと、日銀の国債購入が減り長期金利が上昇しやすい。

増税実施か見送りの最終判断

9月~10月にかけて行われる安倍首相の決断次第で、金融市場が大きく動きます。

海外勢は、予定通り増税実施&追加緩和や法人税減税などを催促しています。

参院選で自民党が勝利し安定政権となったことで、増税しやすい環境は整っています。今より安定していなかった民主党の野田政権が増税法案を通したものを予定通り実行するだけですから、増税の可能性は高いと言えます。

問題は、セットでどのような施策を出してくるか出さないかと、毎年1%の税率アップなど中途半端な政策になった時の市場の反応です。

為替相場は97円台

・日経平均株価:13,650.11

・日本国債10年:100.44 0.75%

2013年8月17日

その後、予定通りに10月1日に消費税増税を安倍首相が決定しました。景気を心配して日銀の追加緩和を市場は催促しています。

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