スイス中銀のサプライズ利上げが、為替市場に投げ込まれ、大洪水状態。キャリートレードの巻き戻し。スイスの次は、日銀だとばかりに円高の動き。
2022年6月17日の米ドル/円相場 アイネットFX 1時間足
結局、行って来い相場。ただし、上値達成し、下落のため。一段の上昇には、レンジか下落が必要かも。
135.608円:134.70-80円、134円、133.55円
あたりが抵抗&支持ライン
それでも、黒田日銀総裁は、緩和維持を名言。これから年末にかけて、緩和維持か放棄かバトルが続くでしょう。
円キャリー取引解消の波:円相場が2円も急騰、1㌦=132円台に
①スイス中銀の意表を突く利上げで、スイスフランが急騰。スイスフランを元手にしたキャリー取引解消の嵐が。
②日銀も孤塁を守れずとの思惑から、一気に円キャリー取引の解消が。
――カギは低金利通貨を元手にしたキャリー取引。 pic.twitter.com/wcgi3pCGoH— 滝田洋一(日本経済新聞) (@yoichitakita) June 16, 2022
NYダウ -38㌦(-0.13%)
NASDAQ +152p(+1.43%)
S&P500 +8p(+0.22%)米長期金利 3.23%
10年期待インフレ率 2.60%
実質金利 0.63%✓米株反発
⇒終日方向感のない展開
✓主要3指数は3週連続下落
✓景気後退懸念高まる
✓長期金利上昇
✓ドル円反発
⇒一時135円超
✓原油急落
⇒景気減速で需要減懸念 pic.twitter.com/NXDFyOWZeF— Salt@経済ZAP‼︎ (@GPEconomist) June 18, 2022
6/17 金
米長期金利は3日ぶりに上昇し+3.0bpsの3.23%
カーブはベアフラットニング
2s10sは5.5bps縮小し+4.1bps
10s30sは4.7bpsとほぼ変わらず10年BEIは小幅に上昇し+1.7bpの2.60%
DXYは大きく3日ぶりに反発し104.7
ドル円も大きく3日ぶりに反発し135.0円— あんこん (@UnconstrainedI) June 17, 2022
YCCというと、豪中銀が昨年、米長期金利に連れての金利上昇を抑えきれず、ギブアップしたことが記憶に新しいですね(・▽・)
— 石川久美子 (@KumiIshikawa_FX) June 17, 2022
黒田総裁は17日の金融政策決定会合後の記者会見で、イールドカーブコントロールの下で、長期金利の許容変動幅を拡大することは「考えていない」と説明した。
海外中央銀行が相次いで利上げをする中、日銀は現行の緩和を続ける姿勢を会見でも明確化した。
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) June 17, 2022
荒れ相場は続きそう
まだ時期尚早ではあるが、もしコモディティ相場がピークアウトするようだと景気への警鐘になる可能性が考えられる。動向に注意したい。ドル相場の変調要因にもなり得る。 https://t.co/Pcaj60VENC
— Cafe_Forex(テムズ川の流れ) (@UponTheThames) June 18, 2022
日米独の株価:
昨年末比日本: -9.8%
ドイツ:-17.4%
米国: -22.9%日本は実質金利マイナス/円安
米国は実質金利プラス/ドル高 pic.twitter.com/m6DVvaXShE— Gold River (@Goldriver2020) June 18, 2022
日銀の記事
◆日銀「為替」注視
金融政策は現状維持でしたが、公表文終盤で「為替市場の動向や…十分注視する必要がある」との文言が加わりました。円安への警戒をにじませたと言えそうです。下記noteで発表内容をまとめました。15:30~総裁会見を上書きしますnote【無料・登録不要】https://t.co/kN3qTi2cR0 pic.twitter.com/u6xwEBe2gI
— 後藤達也 (@goto_finance) June 17, 2022
【東京市場概況】
日銀は政策金利据え置き、金融緩和策の現状維持を決め、ドル円が一時134.63円まで上昇するも、声明文で「市場の動向やその影響を注視する」と異例となる為替に言及すると一時132円台まで急落
黒田日銀総裁の記者会見を経てドル円は134.54円付近まで反発しました✍️ pic.twitter.com/WtUj2vjBKw— みんなのFX|トレイダーズ証券【公式】 (@Min_FX) June 17, 2022
日米金利差の拡大は続く。
【今週の振り返り】
スイス英米が利上げを行った一方で日本は緩和継続、主要国の中で取り残される形となりました
日米金利差は拡大する一方であり、ドル円は底堅い推移が継続しそうです来週はパウエルFRB議長の議会証言に注目です
一週間、お疲れさまでした
— みんなのFX|トレイダーズ証券【公式】 (@Min_FX) June 17, 2022
米金利はパウエルや唯一75bps利上げに反対票を投じたジョージが発言もカタリストとはならず方向感に乏しい動き、カーブはベアフラット。ECBが対応を模索する中欧州周辺国スプレッドタイトニングに呼応でHYGも小幅に反発。米株はトリプルウィッチも前日戻りは鈍い。一部ハイグロがアウトパフォーム。 pic.twitter.com/WxC86KQpgh
— じぇい (@17296Jay18416) June 17, 2022
円安への歯止めも
最近耳にするフロー、これまで米株に集中投資していた日本国内の個人投資家がこのドル高円安を一つのきっかけに引き揚げ始めておりその円キャッシュはまだ本格的に日本株に入っていないというもの。これがどれほど円安抑止力になっているか不明だが、7月の国内選挙に向けて動いてくる可能性を見ている
— じぇい (@17296Jay18416) June 17, 2022
緩和継続と円安抑止の矛盾しやすい命題を達成できるか
日銀の「当面の金融政策運営について」を見る限り、為替市場への言及もあり、金融緩和を続けながらも、円安は抑えたい意向が反映されています。
為替介入(実弾)も混ぜながらということでしょうが、そこまで人工的に相場をコントロール出来るのかどうか?ここが次の焦点になるでしょうね— 戸田裕大|為替から世界を学ぶ (@yudai___) June 17, 2022
【ザックリと】「黒田日銀」解説
注目急上昇の黒田日銀。「値上げ許容」騒動や金融緩和維持など最近の話題のポイントや、そもそもの黒田日銀9年をYouTubeでまとめました。今後、次期総裁人事の動きも本格化。政策を展望するうえでのポイントをザックリ解説しました👇リンクhttps://t.co/fawzPVlueJ pic.twitter.com/ZLenPCMG5N
— 後藤達也 (@goto_finance) June 18, 2022
円安継続か
岸田さんは、日銀の金融政策を変えれないことを理解しているようです。
岸田総理、日銀黒田総裁が金融政策維持と言ってるので、更なる円安は不可避です。日銀の金融緩和策、「現状において変えるべきでない」-岸田首相 https://t.co/avZVQkg9rR @businessから
— 244 (@tsuyo53066455) June 19, 2022
高市政調会長=円安のメリットを生かそう 農業輸出とインバウンド
岸田首相=日銀の金融緩和政策は変わらない— 野村雅道 FX湘南(山下公園、稲取港、横浜田園) (@nomurafx) June 19, 2022
まだこの見方が大半だと思う。
日本の国債は9割が国内で消化されているので他国とは事情が異なります。
日銀は市場の利上げ圧力に屈せず-ブリッジウォーターのジェンセン氏 https://t.co/oJ8k0l4LcS @businessから
— 244 (@tsuyo53066455) June 18, 2022