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米国以外の材料で起きた米ドル安の底値は?みずほ証券の鈴木健吾氏は110円前後を予想

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2018年1月の動きは、ドル安そしてユーロ高。とはいえ、どこまでもドル安が進み円が高くなるとは思えません。一つの節目である110円が壁になっている中、みずほ証券の鈴木健吾氏は、ロイターに110円での底入れを指摘した記事を書いています。

2017年の12月は、FRBの利上げや米税制改革法案の成立などでの米ドル上昇派に対して、利上げ=米ドル高とは限らない派の論点が割拠していました。現状を見ると明らかに米ドル安へとトレンドは転換。


2018年1月:米ドルの下落要因

米国を中心にFXに関連した様々な材料が出てきています。

  • 米国税制改革法案の成立⇒株高要因
  • 12月FOMCでの利上げ⇒米ドル高要因
  • 長短金利上昇⇒米ドル高要因

12月は、ドル高要因があったものの、1月に入ってからドル安要因が頻発

  • 日銀の国債買い入れオペの減額1月9日⇒ドル安要因
  • 中国の米国債減少の噂1月10日⇒ドル安要因
  • ECBの理事会議事録1月11日(12月開催)⇒フォワードガイダンス変更議論でユーロ高要因
  • ドイツの大連立協議⇒ユーロ高要因

◆米ドル/円の日足チャート アイネットFX 2018年1月17日

米ドルの動き

なお、中国による米国債購入減額は、噂に過ぎず、その後に否定されています。現在、中国と米国の間には、深刻な貿易問題があることから、この問題がクローズアップされて、FXに影響を与えることになるでしょう。巨額の資金を持つ中国の外貨準備から米ドルを減らしても、代替を見つけるのは困難。米国との対立が激化しユーロが安定すれば、外交カードとして登場すると思います。

鈴木健吾氏も、そう簡単に中国が米国債を減らすとは考えにくいと指摘。ドル安によって人民元高が進むと中国自身が苦しむことになります。

日銀は、1月9日のオペで、国債購入額を減額したため、円高進行。おそらく、2018年は、米国・欧州に続いて日本の緩和縮小=テーパリングが話題になる年になります。2018年後半か2019年のテーパリングに向けて地ならしを行っていくことに。

ヘッジファンドの一部は、日銀の政策転換に賭けるポジションを持ち始めており、政策変更に円高を狙っている様子。節目の110円割れでの円高加速を予想しての売りポジションです。日本のFXトレーダーは、日米金利差によるドル高円安狙いが主流でしたが、ちょっと危うそうなムード。

また、中国の米国債購入に絡む報道により、米金利とドルの動きも過去の相関から大きく乖離(かいり)してしまっている。ここ2年の米10年債利回りとドル円の単純な回帰式からは、10年債利回りが2.55%の水準ならばドル円は115円を上回っていてもおかしくはない状態だ。

ただ、そもそも米国の材料を無視し、米国以外の材料に基づいたドル全面安の継続は難しいとみられることや、前述の通り、日銀と中国の話題の持続力は限定的にとどまると思われることなどから、今回のドル円相場の下落は徐々に収束すると予想している。鈴木健吾:ロイター

鈴木健吾氏の予想としては、いつまでも米ドル安が続くことはないと指摘。

1ドル110円が心理的節目であることや12月日銀短観の大企業想定為替レートが110.18円であることから、110円前後で、ドル安の動きは底入れしていくのではないかと予想しています。

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