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波紋広がるグリーンスパンの債券バブルのリスクに備えた動きが広まる

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元FRB議長として有名なアラン・グリーンスパン氏は、債券市場はバブルであり金利上昇リスクについて話をしました。

もし、債券バブルが破裂すれば、株式などの資産価格に大きな影響を与えることになります。特にFRBのバランスシート縮小&ECBのテーパリング開始が起きることによるリスクがFX・株式市場で心配されています。

◆NYダウ22016.24・米10年債2.27・米ドル/円110.661 日足チャート

債券・為替・株式

GMOクリック証券のFXネオ 2017年8月3日

長期金利はなかなか上がらず、NYダウは史上最高値を更新し続ける。FXの米ドル/円は、このところ円高に動く

アラン・グリーンスパン氏の語る債券市場のバブル

アップルの好決算などで、史上最高値を付けたNYダウ。アップルなど一部の銘柄に上昇が限られており、市場全体の好調には繋がっていないとの警告も頻繁。それらの警告を乗り越えてどんどん上がり続けています。

その中で、アラン・グリーンスパン氏は、バブルは債券にありとブルームバーグで語りました。

  • 2008年以来、経済は停滞の時代に入った。そしてスタグフレーションが起きつつある。
  • 実質長期金利はあまりにも低すぎて持続不可能
  • 金利は上昇しはじめると早く動く
  • バブルは株価ではなく債券価格の方

スタグフレーションは、景気停滞と物価上昇が同時に起きる現象で、経済的には最悪の事態。

世界的な需要不足の中で、量的緩和による緩やかなインフレを目指していた中央銀行は、いよいよ金融引締を行おうとしています。この出口戦略の過程で、抑えられていた金利が上昇していくことになるのは想定の範囲。

ただし、金利上昇はコントロールできて、破壊的なことにはならないというのがリフレ派や量的緩和推進派の意見。それに対して、金利は大幅に上昇するリスクが大きく、量的緩和の逆戻しで資産価格が暴落するというのが否定派の意見。

グリーンスパン氏が語るように、債券バブルの崩壊・スタグフレーションが起きるならば、恐れられていた量的緩和バブルの崩壊シナリオが現実化するかもしれません。

著名投資家や銀行は、このリスクに備えてすでに動き始めています。

◆JPモルガン・チェース:ECBとFRBの量的緩和縮小がこの秋最大のリスク。9月が近づく中で、投資家はヘッジを行い高リスク市場の投資を減らしている

◆バンクオブアメリカメリルリンチ:金利の大幅な上昇はあらゆる資産の売りにつながる。最悪は公益株のように債券の代わりに買われる銘柄。債券のような株を売り株らしい株を買え。高レバレッジも危険

◆エバーコアISI:S&P500は、現在から7%下落の2300で終ると予想。株価収益率は1年半も高止まりしている

●NYダウ・10年債・米ドル/円の月足チャート FXネオ

リーマンショック後の動き

サブプライムローンバブル及びリーマンショックを超えて、民間部門の債務は大幅に減少し株価は上昇。その債務は中央銀行が肩代わりしたために、中央銀行の債務は増加。そして、いよいよFRBがその債務を縮小しはじめます(バランスシート縮小)。

この作業が順調に終わるかどうかが、この秋から2018年にかけての重要な課題。量的緩和の終りは天国それとも地獄のどちらでしょうか。

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