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中長期円高予想のJPモルガン佐々木融氏が、114円を目標とする円安予想!

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中長期的な円高予想を出しているJPモルガン・チェース銀行の佐々木融氏が、短期的な円安トレンド予想を出してきました。ドル/円の上値メドは114円程度・サポートラインは109円と佐々木氏は予想!

4月23日のフランス大統領選挙で、マクロン氏とルペン氏が決選投票に進むことが決まったことから、金融市場はリスク志向へと変化。一触即発だった北朝鮮情勢もやや落ち着きを見せています。

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リスクイベントをこなした金融市場:佐々木融氏の予想

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  • 黒田日銀は、金融政策を予想通り据え置き。
  • フランス大統領選でマクロン候補がトップになり5月7日の決選でそのまま大統領になる確率が高い
  • 北朝鮮情勢は25日を過ぎて、一段落
  • 26日の米税制改革案も予想通り

もしかすると、金融市場に大きなダメージを与えたかもしれない4月のリスク要因を消化したため、市場はリスクオンの流れへと変化し、VIX指数(恐怖指数)は低下。NYダウ・ナスダック・独DAX・仏CAX指数など株式相場は高値を付けています。

●各国の株式市場:GMOクリック証券のCFD

各国の株式市場

ドイツ・米国・イギリスなど各市場の株価は上昇トレンドを継続。不動産が少し不安定な形をつくるかもしれません。

そして、米ドル/円は109円前後にテクニカル的な重要ポイントが集まる中、サポートラインとして機能。3月15日の米利上げをピークに1カ月間にわたり下落。FRBの利上げについては、利上げまで上昇し利上げ後に下落するいつものパターン通り。

  • 2016年12月の利上げ:約2か月間に約6%の下落
  • 2017年3月の利上げ:約1カ月間に約6%の下落

●米ドル/円の月足チャート:2017年4月28日 GMOクリック証券のFXネオ

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一目均衡表の雲

佐々木融氏は、テクニカル分析を見る上で、一目均衡表を重視しているもよう。テクニカル的なサポートライン109円及び上昇ラインの114円は、一目均衡表の雲に沿った形での上昇となる。

先の話ながら中長期予想の円高の場合、いつ雲を割り込んでいくかが問題。

円安のメドは114円程度

FF金利先物市場は、残り1.5回程度の利上げしか織り込んでおらず、後2回の利上げを織り込めば、米ドル/円は114円程度。もともと年2~3回の利上げが予想されていましたが、最近のリスクオフ・経済指標からやや利上げ予想が後退していました。

現在の相関関係が続くとすれば、ドル円相場は114円台半ばまで上昇する計算となる。また、日米10年金利差が、利上げを決めた3月14―15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)直前の水準まで戻って、現在の相関が続いた場合も、ドル円相場は114円台前半に戻す計算となる。ロイター:佐々木融氏の予想

日経平均株価は、ドル/円相場との相関を維持しながら、より強めに推移。米ドル/円が1円円安になると日経平均株価は150~200円以上の上昇が通常モード。最近は、1円の円安で300円以上上昇する相関を持つ。米ドル/円の114円は日経平均2万円超の水準。

中長期は引き続き円高予想

目先1~2か月は円安を予想しても佐々木融氏の中長期予想はぶれません。トランプ大統領の保護主義政策は、ドル安円高へと進行し、財政&税制改革は市場の期待に応えられずに、年末までに100円の円高を予想しています。

2017年の100円割れすら予想する佐々木融氏

●米ドル/円の日足チャート:アイネットFX

米ドル/円の動き

アイネットFXのペンタゴンチャートで確認すると、このままの形で上昇トレンドが継続すると目標値は114.20~35辺りのポイント。

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