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パリで同時多発テロが発生し、来週の為替相場は?

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フランスのパリで2015年11月13日、同時多発テロが発生。死者数100人を超える大参事となり、オランド大統領は非常事態宣言を行い、国境を封鎖。オランド大統領はパリ郊外のサンドニスタジアムで、フランス対ドイツのサッカー代表戦を観戦中。

スタジアム近辺でもテロが発生、来年のサッカー欧州選手権、2018年のロシアW杯などにも影響。パリは、今月下旬の国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)の開催を控え、テロに対する警戒を強めていながら、大規模テロを止められなかったことから、テロ対策のむずかしさが伺える。

バタクランホールでは、米国のロックバンドEagles of Death Metal がコンサート中で、テロリストが多くの人質を取り、銃撃戦の結果として、多数が死亡。犯行はイスラム過激派組織の可能性が高い。


AFP通信によれば、複数の関係者が13日、競技場近くの爆発は自爆テロだと証言した。目撃者によると、劇場に対する襲撃は13日午後10時(日本時間14日午前6時)ごろ発生し、占拠犯はアラビア語で「アラー・アクバル(神は偉大だ)」と叫んで乱射した。容疑者の1人が「オランド大統領のせいだ。シリアに手を出すべきではなかった」とシリアへの軍事介入を非難していたという。ヤフーニュース

事件のあった個所は、全部で7か所の模様

image

afp

フランスは、2015年1月7日11時にも風刺漫画に対する問題で、「シャルリー・エブド」本社でのテロ事件があり、12人が殺害されている。イスラム国に対する空爆にフランスが参加していることもあり、そういったことが関連してて今回の事件に繋がっている。

フランスパリの同時多発テロの為替相場への影響

金融市場は閉まっており、週末で動いていません。月曜日からはFX・株式市場に影響大。テロ等の場合、基本路線としてリスクオフの動きが出やすい。FXや株式を取引している人にとっても大変気になるニュース。

  • 米ドルや日本円など安全資産が買われる
  • 事件が生じた国や当事国の通貨や資産が売られる
  • 既存ポジションを決済する動きが出て、トレンドが反転する場合がある

前回のフランステロ事件時の為替相場:ユーロドルとドル円

シャルリー・エブド事件時のユーロは、景気悪化による量的緩和で売られている最中。

●ユーロ/ドル相場日足チャート:シャルリー・エブド事件

ユーロドル相場

●現在のユーロ/ドル

現在のユーロ/ドル相場

ECBは、量的緩和の拡大や延長も視野に動いており、ややユーロ安傾向。今回のパリ同時多発テロによって、非常事態宣言・国境封鎖などの影響が出ており、フランスおよび欧州経済の鈍化が予想される。原油価格が上昇すれば別だが、そうでない限り、欧州経済のインフレ・経済成長に短期的に陰を落とすだろう。

欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は仏紙フィガロに対し、ユーロ圏経済の回復が弱く、期待インフレ率の上昇が止まりつつあるため、ECBは量的緩和プログラムの拡大について議論しており、12月の理事会で拡大の是非を決定すると述べた。ロイター

●米ドル/円相場チャート:シャルリー・エブド事件

ドル円相場

米ドル/円相場は、円高に少し動いていた時期。前回のテロとは事件の規模が全く違うため、今回は一時的にリスク回避の円高に動く可能性が高いのではないか。

米同時多発テロ:9.11の米ドル/円相場

●月足チャート

同時多発テロ時の米ドル円

米同時多発テロいわゆる9.11時の米ドル/円は、短期的に円高に動き、115.760円の安値を付けた後に切り返し。テロ前日の2001年9月10日は、1ドル121円台だった米ドル/円の為替相場は、9月中に115.760円の安値を付けました。

この時には、一時的に米国経済に対する不安感や不信感が出てきたものの、テロで米国経済崩壊論よりも対テロに敢然と立ち向かう米国の姿とそれを応援する共通意識が生まれたことを覚えています。いつもよりディーラーやトレーダーも同時多発テロで儲けるという意識が弱かったと思います。

来週の為替相場ですが、月曜(11/16)の8:50には、注目のGDP速報もあります。フランスパリの同時多発テロの影響を受けて為替相場が荒れそう。FXトレーダーの方はご注意を、初心者の方が参加するのは少し難しい相場です。特に米国の利上げ問題や日銀・ECBの金融緩和がどうなるか少し様子を見守りたい向きが増えるでしょうし、保有ポジションの処分が出てきます。

●米ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ユーロ/ドルの日足チャート

通貨ペアチャート

GMOクリック証券のFXネオチャート:2015年11月14日(土)

(日) 7-9月期GDP・1次速報 (前期比)前回-0.3%予想-0.1%

(前期比年率)前回-1.2%予想-0.2%

外為どっとコム

実質国内総生産(GDP)の結果は、前期比マイナス0.2%、年率換算でマイナス0.8%。

フランスパリテロ後の月曜日:FX為替相場

●米ドル/円 11/16 14:00(高値122.61円 – 安値122.23円)

●ユーロ/ドル 11/16 14:00(高値1.0778ドル – 安値1.0687ドル)

各通貨ペアのリアルタイムチャートもご覧ください。

月曜日の為替相場は、窓を開けてユーロは売られる。米ドル/円も円高傾向に進むも、夕方になり、窓を埋める方向で進んでいます。メルケル首相が難民を受け入れた時に、テロリストも難民の中に含まれているため、安易な難民受け入れは危険だという意見がありました。今回のフランスパリ同時多発テロは、その予想が最悪の結果として当たったと言えます。

犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。

パリ同時多発テロの関連サイト

フランス軍は、11月16日にイスラム国領内のラッカ北部を空爆。パリの同時多発テロ容疑者の1人としてベルギー生まれのフランス人アブデスラム・サラ容疑者を指名手配と発表。

これからの欧州は、シリア難民の問題を抱えて、連帯していくのかEUの国境・移民政策の行方が試される。移民排斥派や各国が抱える独立派の力が強まることも予想されるためmユーロ相場は大きく動く。ユーロ/ドルやユーロ/円を取引しているFXトレーダーは目を離せない。

More than 120 people die in gun and bomb attacks in Paris
Gunmen kill 80 people at a rock concert, reports say
Others killed in explosions near the Stade de France and gun attacks at city centre restaurants
State of emergency declared as France closes its borders
All times in GMT

BBCニュース

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