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  1. 為替を動かす変動要因
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戦争や地震などイベントリスク時のFX相場はリスクオフに動く

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戦争や地震など突発的に起きるイベント時は、短期的に激しくFX相場が動きます。こういったイベントリスクは、長期的に続く場合と一時的な問題ですぐに解決する場合で対応が変化。

イベントが長期化すると市場が繰り返されるニュースに慣れてしまい、少々のことでは動かなくなることも。

大地震などのパニック時

基本的な考え方として、リスクオン・オフの考えをFXトレーダーは記憶しておきましょう。

●リスクオンは投資家がリターンを求めてリスク資産に投資する安全度が高い状態。

●リスクオフは投資家がリスクの少ない資産に指揮を移す危険度が高い状態

リスクオンの状態は日本円やスイスフラン・米ドルが買われて、リスクオフだと新興国通貨や豪ドルなど利回りを期待できる通貨が買われます。

基本的に、戦争や大地震などが起きると、FXをはじめトレーダー達は既存のポジションを手仕舞います。優先順位はリスク資産から決済をはじめて、資金を現金化もしくは安全な資産に移します。そのため、米ドルや日本円などの売買がしやすく安全度の高い資産が買われて上昇するというパターンが生じます。

ただし、日本やスイスなどリスクオフ資産の国でイベントが起きるとまた異なる動きをする可能性があることを忘れてはいけません。日本で大地震が起きた場合、インターバンクの大手銀行は自動で円売りを行う処理が組まれている様子。

●GMOクリック証券の月足チャート:1996年9月~

ドル円の長期相場

FXトレードを行うには中長期の為替相場を頭に入れておきましょう。

東日本大震災時の動き

東日本大震災が起きた時も為替相場の動きは円売り、ところが欧米市場の時間帯に入ると逆に円買いの動きでドル円は下落。

海外勢は日本の損害保険会社が保険金支払に備え海外資産の売却に動くことを予想して円買い。 ところが、損害保険会社は海外資産の売却を行わないためドル円は上昇。

1995年に起きた阪神震災時は、ドル円が下落して最安値を更新。その時の為替相場は、日米貿易摩擦が激化し米国が通貨安に動いており円高が加速しやすい時期。

大きなイベントやパニック時には市場のコンセンサスがどちらの方向に動いているかが重要。FXトレードを行うには市場に逆らわずにそのまま市場の動きについていくこと

戦争やテロなどの有事の為替相場

戦争やテロなどの有事が起きると為替相場は、基本的にリスクオフの状態になります。

日本で戦争が起きる可能性は低いため、米ドルと日本円を比較しても日本円のほうが安全資産です。アメリカは戦争に参加したり、大規模なテロが起きやすい国になっているため有事ではドルが売られ円が買われます。

有事はドル安円高になる事が多く、その突発的なイベントが終わりかけるとリスクオンの動きでドル高になることが多い。

特に、2001年の911アメリカ同時多発テロは金融市場の動きを変化させました。以前は「有事のドル買い」の動きが出ることも多かったのですが、911以降は「有事のドル売り」のほうが有力

戦争と為替相場変動の事例

1991年の湾岸戦争開戦は、1ドル135円⇒127円とドル安円高の動き。多国籍軍の勝利確実でドルは上昇。

2003年に起きたイラク戦争は、開戦直前にドル買い、そして開戦と同時にドルが下落しています。

2001年の同時多発テロ時は、1ドル121円⇒115円まで下落。その後にドル買い円売り。

為替市場は急激に動くと元のレベルに戻りやすい

突発的なイベントで急激に動いた為替相場は元のレベルに戻りやすい。 直後は当該国の通貨が売られる傾向があるも長続きしないことも多い。

そこで、パニック終了後の戻しを狙って売買を仕掛ける方法もある。

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