経済指標は、各国の公的機関等が発表するその国の統計データです。為替市場は経済指標のデータにより価格変動します。
そのため、重要な経済指標の発表される前には、ロイターなどの通信社が予想値を発表します。
事前予想と公表された経済指標の違い
銀行などの金融機関や金融アナリストなどの専門家が予想した内容を情報ベンダーが事前に予想値として公表。
予想値を元に為替相場が動く。そして、実際に公表された数字と予想値が違った場合にはその違いを修正するように為替相場が上下します。
- 相場は予想値を元に動く
- 予想値と結果が違うと修正の動き
- 公表直後の相場は上下にぶれやすい
どの通貨ペアを取引するか
最も重要な経済指標は、米国の雇用統計です。これは世界中の投資家・政治家・エコノミストが注目しています。
それ以外にも消費者物価指数や住宅関係など様々な指標があります。
国や地域ごとに公表されますので、ユーロを取引している人はユーロ圏の英ポンドを取引している人は英国の数字を見ておきましょう。
DMMFXの取引システムでは、関連通貨で国名も分かり重要度も表示。
●実質経済成長率の推移(日本・アメリカ・イギリス・ドイツ)
純粋に数字の良しあしも大事ながら、今後どうなるかおよび他国との比較が重要。
●外為どっとコム:経済指標カレンダー
●本サイト:経済指標カレンダー
●DMMFX:カレンダー(重要度も★マークで表示)前回・予測・発表値もあり。
国の金融政策を決める人達も判断の基準を経済指標に置いています。
そして、この経済指標が公表された場合に、一番早く反応するのは実際の為替相場。まだニュース等に出てこないうちらから通貨市場は激しく動き始めます。
次に速いのはFX会社が提供している24時間リアルタイムニュースでしょう。あとは、経済指標を公表する機関のウェブサイト、米雇用統計であれば労働省のサイト。
情報をいち早く手に入れるためにもFXのオンライントレード会社に口座開設するべきです。