おはようございます。ドルが未明に大きく売られる展開でした。
FEDウォッチャーのヒルゼンラス記者
ウォールストリートジャーナル紙の著名FEDウォッチャーのジョン・ヒルゼンラス記者が「FRBは来週のFOMCで850億ドルの債券購入プログラムを維持する方向」との見解を示した事を受け、4時過ぎにドルが全般的に売られました.。
←ドル円は、日米金利差が縮小するとの思惑で、一時98.87円まで下落しました。
5月9日のヒルゼンラス記者の出口戦略に関する見解は、あったていましたが、6月14日の見解は外れました(バーナンキ米FRB議長の発言の前にその発言内容の予想をしました↓)
同議長の発言も、これまで、タカ派(5月22日)、タカ派(6月19日)、ハト派(7月10日)、ハト派(7月17日・18日)とコロコロ変わり、同記者が同議長の発言内容を予想するのは難しいですね。
5月9日の同記者の見解:「FRBは量的緩和第3弾(QE3)の縮小を検討」
← 5月22日のバーナンキ米FRB議長の議会証言:「雇用市場の改善が継続すれば、今後数回の会合で資産購入を縮小する可能性」(あたりました)
6月14日の同記者の見解:「資産購入プログラムの調整は終了を意味するものではなく、短期金利を近く引き上げることを意味するものではない」「FRBは市場の予想する利上げの時期を先送りする可能性がある」
←6月19日のバーナンキ米FRB議長の記者会見での発言:「2013年末までに資産買い入れペースを緩める可能性がある」「2014年半ば付近で資産買い入れを終了する可能性がある(はずれました)
●米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数 (季節調整済み)は、前週比7000件増の34万3000件
BNPパリバのエコノミスト、イレーナ・シュルヤティエバ氏:景気は減速しているが、労働市場は何とか持ちこたえている
●ドル/円の4時間足チャート
上田ハーローFXのフォーキャストチャート
市場予想平均を上回る消費者物価指数を受け、ドル円は下げ渋っています。
6月全国消費者物価指数(前年比):
+0.2%←市場用平均は+0.1%
6月コア全国消費者物価指数(前年比):
+0.4%←市場予想平均は+0.3%
本日の注目経済指標
●売り1690万株-買い930万株=760万株の売り越しで、金額ベースも売り越しです。
米シカゴ市場の日経平均先物の円建て清算値は、大証終値比160円安の1万4360円でした。
●名称 価格 利回り
日本国債10年 100.08 0.79
米国10年債 92.91 2.57
オーストラリア10年債 114.033.76
英国10年債 94.902.38
22:55 アメリカ 米・ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
●米エネルギー情報局(EIA)が公表した19日時点までの1週間の石油統計
原油在庫は前週比280万バレル減
ガソリンは140万バレル減
ディスティレート(留出油)は120万バレル減
予想より減少
2013年7月25日09:10
スペイン北西部ガリシア州サンティアゴ・デ・コンポステラで起きた高速鉄道脱線事故は25日、列車が制限速度を大幅に超えて急カーブに進入したことが判明しています。
190km~200kmとのこと。
事故時の動画:このスピードでは・・・原因究明と再発防止をしなければいけません。
被害に合われた方に心よりお見舞い申し上げます。
そして、お亡くなりになられた方に哀悼の意を表し、お悔やみ申し上げます