リスクオンの動き
16:31
午後にマイナス推移していた上海総合株価指数は、プラス転して前営業日比16.04ポイント(0.81%)高の1995.24で大引けました。
←心配していた中国の混乱が収まった形となり、日経平均株価も、日銀短観の平均予想をうわまわる結果に素直に反応し、引けにかけて上げ幅を拡大して大引けました。
(前営業日比175円18銭高の1万3852円50銭で大引け)
←欧州市場に入り、海外勢の断続的な円売りが散見され、99.50円アッパーにあるドル円売り注文との攻防になっています。
GPIFなど公的年金の運用方針見直し
18:39
GPIFなど公的年金の運用方針見直しに向けて新設する有識者会議は、運用方針に関して
「株や債券など伝統的運用以外の分散投資についても議論した」
「株式長期投資のリターン向上のための方策などを検討」
「(有識者会議は)株価を押し上げる趣旨ではない」などの見解を示しました。
←安倍首相が6月5日の成長戦略に関しての講演で、GPIFの説明をしなかったことを受け、株価が暴落してしまい、慌てて6月7日に厚労省にGPIFの説明をさせ株安が一時的ですが止まりました。
どうみても、有識者会議は、株価を押し上げる趣旨で編成されてますよね。
また、最近の三谷隆博GPIF理事長の発言(↓)からも、株価を押し上げたいのが見え見えです(笑)
三谷隆博GPIF理事長:
「米金利が徐々に上昇している環境を考えれば、もう少し円安基調が続く可能性(6月26日)」
「日本株はわりやすとみられてもおかしくない(6月21日)」
・欧州連合(EU)統計局が1日発表した5月のユーロ圏(通貨統合参加17カ国)の失業率は、季節調整済みで12.1%となった。EU27カ国の失業率は10.9%。
1999年の通貨統合以降で最悪の水準(12.0%)を上回った。
●ユーロ主要国の失業率:スペインやギリシャの失業率は25%を超えています。
・6月中国製造業PMI:50.1←市場予想平均は50.1(10:00発表)
2013年7月1日