投資で成功している人にはどのような共通した性質があるのですか?マネー誌の日経マネーが2006年2月末から2007年1月末の1年間に行った投資家向けアンケートの結果を含めてご紹介いたします。
日経マネーのアンケート
このアンケート自体は主に株式投資家むけですが、FXトレードとの共通面も多いと思います。
運用収益にプラスの影響
- 余裕をもって投資・運用をしていること
- リスクを避ける慎重さがあること
- 投資・運用の勉強に熱心であること
次にネガティブな要素をご紹介します。
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運用収益にマイナスの影響
- 手軽に儲けたい気持ちが強いこと
- 株式投資への自信・経験が少ないこと
- インターネットで情報を得ることが多いこと
今から見ると少し古い時期のアンケートですから、新聞や雑誌の情報がより重要視されているようです。
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負けている投資家の典型的なパターン
- 新興市場の崩壊に付き合ってしまっている
- 中途半端なチャート分析に頼っている
- 正しい損切りができていない
- 携帯トレードで無駄売買をしている
- 掲示版や板情報に左右される
なかなか耳が痛い内容が多いですね。また、株式投資で成功している人はチャートより企業業績などファンダメンタル重視の人が多いのです。
チャートが全て悪いというわけではないようです。あくまでも中途半端・・・がダメなわけですから。株式チャートで損をする人は、ギャンブル好き・衝動買いが多い・勉強したくないという悪い要素が揃っているとのこと。
FXトレードでもチャートだけに頼るのではなく、しっかりと経済指標や中央銀行の政策を分析した上で投資を行う方が成功に近づけそうです。
●GMOクリック証券の経済カレンダー
個々の企業業績に代わり、為替相場の変動にかかわるのは各国の経済指標がその国の成績表です。