日本は、超低金利が長らく続いており、銀行に定期預金として預けてもほとんど金利がつきません。
一方、日本以上に金利が付く国も世界にはあるため、FXで上手に売買すると低金利国と高金利国の金利差をスワップポイントとして受け取ることができます。
このスワップポイント(金利差調整分)は、2国間の金利差から得られる利益のことです。 つまり、日本のような低金利通貨を売って、豪ドルのような高金利通貨を買うと、その金利の差額を受け取ることができます。
毎日付与されるので、大変魅力的な利益です。
スワップポイントとは
スワップポイントとは、具体的にはどのようなものでしょうか?
AUD/JPYの1日のスワップポイントが1万通貨あたり100円とします。 1年間運用すると100円×365日=36,500円のスワップポイントが利益として得られます。
※実際のお取引では内外の金利情勢に伴い、日々変動します。
ただし、スワップポイントはもらえるばかりとは限りません。 豪ドルのような高金利通貨を売って、日本円のような低金利通貨を買うと、その金利の差額を逆に支払わなければなりません。
長期間保有すると、それなりの損失額になってしまう恐れがありますので十分に注意が必要です。
もし、日本にハイパーインフレが襲いかかり国債金利が急騰して海外金利の方が安くなれば、外貨買いのポジションだとマイナスが生じます。
【各社のスワップポイント比較】
最新スワップポイント比較(2011年7月末調査)
各社の最新スワップポイントを最もスワップポイントの高い豪ドルを基準に比較すると、「サイバーエージェントFX」が第一位。
他にスワップポイントの高い会社は、フォーランドオンライン・GMOクリック証券などです。
高いポイントを付与する会社は、その時々のサービス方針で変化します。どのような顧客層をターゲットにサービス展開するかでスプレッドを狭くしたりキャンペーンに力を入れたり努力しています。
最新比較を参考にしながら口座開設を行ってください。