日本円は、日本とジンバブエで法定通貨として扱われている。日本の人口は約1億2600万人。 世界第三位の経済大国で、名目GDPは478兆3,680億円
- 円の呼び方:JPY、¥、日本円
- 硬貨は 1,5,10,50,100,500円
- 紙幣は 1000,2000,5000,10000円
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リスクオフ時に買われる低金利通貨の日本円
世界第三位の経済大国。かつては輸出国として大きな貿易黒字を積み上げており、常にドル売り円買いニーズがあった。震災後のエネルギー(原油・天然ガス)輸入量増加で貿易赤字化。
●日本の貿易収支の推移:赤字化で円安の流れが強化
出典:世界経済のネタ帳:貿易黒字が大きいと手に入れた米ドルを売り日本円に戻すニーズが常に生じ、円高圧力となる。
日本円のデータやサイト
- 金融財政政策当局:日本銀行(BOJ)
- 日本銀行総裁:黒田東彦(くろだはるひこ)、異次元緩和およびハロウィーン緩和の立役者
- 日銀の政策金利:みんなの外為(日銀)、外為どっとコム政策金利の推移
- 経済指標:外為どっとコム
日本円の主な特徴と変動要因
日本円は、米ドルやユーロと並ぶ主要通貨。そのため、リスクオン・オフに対する反応が強い。投資家のリスク意識が高まると買われ、利益重視意識になると売られやすい。安全通貨の側面を持つ。アジア・ロシアなど新興国で危機が起きるとスイスフランと一緒に買われやすい。逆にスワップポイントが貰える高金利通貨はリスクオフ時に売られがち。
日本銀行による介入や要人発言
日本は、長らく円高時代が続いたため、日銀介入の方向性は円高阻止方向でした。しかし、震災とアベノミクスによる金融緩和の影響で、円安トレンドが続いたため2015年現在は、行き過ぎた円安 を止める方向に口先介入することが多い。
貿易収支の赤字化
かつての日本は、大きな貿易黒字を抱えた国でした。米国との貿易摩擦・NYの不動産買占め・ブッシュ父元大統領による米国車販売ツアーなどジャパンアズナンバーワンと言われた時代も。これは、得られた外貨を円に転換する要素を持つ円高要因の一つでした。
ただ、中国の台頭・円高・震災によるエネルギー輸入増加などの変動要因で現在は貿易赤字が続いています。
FXと為替相場
日本は、FX大国と言っていいくらい、FXトレードが浸透している国。また、1600兆円に及ぶ個人金融資産を持っていることから、その資金が外貨に向くか国内回帰するかで為替相場が大きく変化する可能性があります。もし、円安が続き、外貨が外に出ていく場合はキャピタルフライトと呼ばれる急激な円安進行の可能性があります。
日本のFXは、スプレッドの狭さ・取引システムの使いやすさ・入出金の便利さなどで、世界市場をリード。GMOクリック証券とDMMFXが、世界のFX取引高1位・2位を競い合う程、成長した市場。