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米ドルの弱気をゴールドマン・JPモルガン・モルガンスタンレーなどが相次いで予想!

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ゴールドマンサックスは、2018年の為替相場予想で、米ドルの弱さ・ユーロの強さそしてFRBによる4度の利上げを上げている。さらに、モルガン・スタンレーの予想は、米ドルの下落が6年間続く可能性ありとのこと。ブルームバーグの記事に掲載されました。

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JPモルガン佐々木融氏の10年債金利問題

JPモルガンの佐々木融氏も金利差からのドル高に引き続き、アラームを出しています。

FRBが2004-2006年に利上げした時もFF金利を4.25%上げたにも関わらず長期金利はあまり上昇せず。

◆米2年債と10年債金利チャート GMOクリック証券のFXネオ 2017年11月17日

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佐々木氏は、近年、2年債金利差よりも10年債金利差の方が、為替市場に与える影響大と指摘。

ならば、前回の利上げ局面同様に、10年債金利が上昇しなければ、米ドル/円のドル高円安は進みにくくなる。

そして、この時は、金融危機が生じて、史上でも稀に見るリスクオフ相場で円高トレンドが起きました。この時に比べると、バブル度や円キャリートレードは少なめと思いたいところ。

米10年債金利が上昇すれば、円安ドル高トレンドの再開ながら、その場合、金融市場で警戒感の囁かれる資産価格の暴落つまり株価バブルの崩壊が起きかねません。すると巻き戻しの円高が生じてしまいます。

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日銀の金融正常化スタート時期とモルガンスタンレーの予想

一方、冒頭のモルガンスタンレーの予想では、日銀が次のECBになるとの円高予想。グローバル通貨ストラテジスト、ハンス・レデカー氏のインタビューです。

日銀が金融正常化をスタートさせて、金利が上がっていけば、ECBの金融正常化に伴うユーロ高と同じことが起きる。円高になる理由を指摘。

2018年第一四半期で117円のドル高円安ピークを付けた後に、下落に転じて2018年の末までに108円を下回る可能性あり。

◆米ドル/円の日足チャート アイネットFX

米ドル/円の動き

モルガン・スタンレーの予想は、まず円安に動きてから日銀の金融政策変化にあわせての円高。

EUR / USDは、2018年第1四半期に1.25まで上昇するとの予想もあわせて出しています。メキシコペソ・ブラジルレアルは、選挙及びNAFTAの関係で避けたい。コロンビア・チリ・ポーランドはおススメ。

◆ユーロ/ドルの日足チャート アイネットFX

ユーロ/ドルの日足チャート

ユーロ/ドルの1.25は、かなり強気の予想です。

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