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次期FRB議長の最有力候補:ゲイリー・コーン氏の経歴・性格は?

2018年2月で任期が切れるジャネット・イエレン議長の後任について、各メディアで候補者が登場しています。FX・株式をはじめ金融市場においては、米大統領以上の重要ポジション。ポリティコやブルームバーグでは、ゲイリー・コーン国家経済会議委員長兼経済担当大統領補佐官が有力候補。

ジャネット・イエレン議長の再任の可能性も残しているものの、少し雲行きは怪しめ。トランプ大統領は、選挙の最中、イエレン議長の金融政策を批判しており、再任しないのではと見られていました。選挙に勝利してからは、溝が縮まった感はあるものの、やはり再任しない可能性が高いとメディアや金融市場は予想しています。


次期FRB議長の最有力候補:ゲイリー・コーン(Gary Cohon)氏とは

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ゲイリー・コーン氏は、7歳で失読症と診断されながら、アルミサッシの販売そして、株式・商品先物のトレーダーとして活躍。ゴールドマン・サックスの取締役に上り詰めた人物。トランプ大統領との相性は抜群。

2006年6月より現職。2006年6月に取締役就任。1996年から1999年までは、コモディティ業務の責任者を務め、1999年からは債券・為替・コモディティ部門(FICC)のマクロビジネスを統括。2002年3月から9月まで債券・為替・コモディティ部門共同COO、2002年9月からは同部門共同責任者、2003年からは株式部門の共同責任者、2004年1月からはグローバル・セキュリティーズ・サービス部門の共同責任者を経て、2006年6月に社長兼共同COOに就任。ゴールドマンサックス:ゲイリー・コーン氏の経歴

トランプ大統領は、低金利を望んでおり、ハト派のイエレン議長の政策自体は好んでいるはず。ただ、性格や肌合いは学者肌のイエレン氏は合わないのではないかと思います。そして、イエレン議長としても再任されないことが分かれば、やや理想路線=金融正常化(バランスシート縮小・利上げ路線)を進めてから後任にバトンを渡すのではないでしょうか。

最有力のゲイリー・コーン氏は、元ゴールドマン・サックスのCOOで叩き上げ系の商品トレーダー。トランプ大統領の根本思想である学者や政治屋に任せたから米国はダメになった。現実への理解力・交渉力に優れた人物こそに任せるべきという考えに合致。

ちなみに、経済学者以外がFRB議長を務めるのは、1979年にFRB議長を退任したビル・ミラー氏以来とのこと。彼は元弁護士で、インフレ退治に失敗して米ドルは急落し、ポール・ボルカ―に議長の座を譲ることになりました。

ロイターは、ゲイリー・コーン氏がFRB議長に就任することを不安視した記事を書いています。

ゲイリー・コーン氏が、FRB議長として適任でない理由

  • トレーディング主体で熟練したエコノミストではない
  • 慎重な判断や物言いが求められるFRB議長職にふさわしくない
  • 攻める性格・社風のゴールドマン・サックスと中央銀行のFRBは肌合いが違う
  • 言葉を選ばなければ市場との対話に失敗する
  • ゲイリー・コーン氏は、発言がおおざっぱで、市場との対話に疲れるだろう(息が詰まる)

一方、中央銀行であるFRBの運営はもっと落ち着き払っていなければならない。スタッフは博士号を有するつわものばかりで、さまざまなモデルを綿密に駆使し、成長や雇用について分析する。連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見内容は手間暇かけて作成される。これまでの議長と同じように、イエレン氏も注意深く言葉を選ぶ。少しでも意外性をにじませれば、市場を動揺させると分かっているからだ。ロイター:ゲイリー・コーン氏が適任でない

経済誌:バロンズも不安視。MYBIGAPPLE

リチャード・ニクソン副大統領(当時)は自身でFRB議長を選びたいと考えていた。尊敬されるエコノミストだったアーサー・バーンズ氏は当時、金融と財政の引き締めは成長を阻害し、ジョン・F・ケネディ候補との戦いで敗北をもたらすと助言したとされる。ニクソン氏はホワイトハウス入りした暁に自身に忠実な人材を集め、FRB議長にバーンズ氏を指名した。その結果がブレトン・ウッズ体制の崩壊、ドル安、マネーの拡大、原油価格の高騰、そしてスタグフレーションである。

一方、広瀬隆雄氏は、インフレを抑えられなかったビル・ミラー氏よりも1951年から1970年までFRB議長を務めたウィリアム・マーチン氏と比較すべきと言います。ウィリアム・マーチン氏も証券会社の場立ちから身を起こした人物で、FRBの近代化に尽力して功績のあった人。

マーチンの場合、地場証券、AGエドワーズの場立ちから身を起こし、ニューヨーク証券取引所の社長、輸出入銀行頭取などを経た後、FRB議長になりました。他のFRB議長の誰よりも長く議長を務めただけでなく、FRBの近代化に功労があった人であり、たぶん歴代のFRB議長の中で最も尊敬を集める人物です。 つまり今回、FRB議長候補と囁かれるゲイリー・コーンが「経済学者じゃないので、ちゃんとFRB議長が勤まるか心配だ」というのは、根拠の無い主張なのです。 もうすこし有り体に言えば、ゲイリー・コーン以外の人物をトランプ大統領が推挙しても、その人事がすんなりと上院で承認される可能性は低いのです。実際、近年、FRB議長の上院での承認は、だんだん取り付けるのが難しくなっており、「オヨヨ!」という。ゲイリー・コーン氏でも不安はない

ECBのドラギ総裁もゴールドマン・サックス出身であり、共同歩調を取りやすいかもしれません。

有力ファンド業界の間では、FRBを学者が牛耳っていることに対して、現実を見ていない・理想肌すぎるという見方を持っています。特に、量的緩和の拡大及びその後始末としての金融正常化に対する不安感は相当根強い。

もし、ゲイリー・コーン氏が就任すれば、ビジネスマンがFRB議長に就任することで、FRBの不文律など大幅に組織としてのありようが変わるのではないでしょうか。

コーン社長の最大の障害は、自身をゴールドマンのナンバー2の 座に押し上げたその資質・人柄にあるかもしれない、と現・元同僚ら は話す。他人をいら立たせるようなスタイル、リスクテークへの意欲、 同じくゴールドマンでのキャリアを金属関連から始めたブランクファ インCEOとの長年の付き合い。両氏は06年に互いに昇進する前、メ キシコのリゾート地カボサンルーカスで共に休暇を過ごし、子どもを 同じ学校に通わせた。

元同僚のうちの2人は、コーン社長には威圧的になる場合がある と述べた。時に片足をぐっと引き上げてトレーダーの机の上に乗せ、 大腿部を従業員の顔に近づけた状態で相場動向を尋ねるという。ゲイリー・コーン氏の性格

かつて、ブルームバーグで報道されたゲイリー・コーン氏の性格は、まさにトレーダーそのもの。FX・証券・商品などに携わる人によくある性格。もともと、銀のトレーダーだっただけはありますね。長所は、市場・相場に対する深い理解力や現実のビジネスに対応するセンス。

もし、FRB議長になれば、FRBの存在意義や性格そのものが変化する可能性があります。

共和党は、FRBを議会の支配下に置きたがっていますし、かなりのバトルが起きそうです。FRB理事の空席

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