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2017年6月FOMCは、0.25%利上げしバランスシートの正常化プログラムを公表

米FRBは、6月13・14日のFOMCで利上げを決定。注目を集めていた今後の利上げペースは、年3回(残り1回)を維持。2018年の利上げも3回を予定。

バランスシートの縮小=正常化プログラムも今年開始する予定としており、おおむね予想通りの内容でした。


2017年6月FOMCの主な内容

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  • FF金利の誘導目標:1.0-1.25%に0.25%引き上げ
  • 利上げ回数:年三回(後1回)
  • バランスシート縮小計画を開示(経済が予定通りであれば年内開始)
  • 経済成長率見通し:2017年は2.2%増加(前回2.1%増)
  • 2017年末のインフレ率予想:1.7%(前回1.9)

FRB公式サイトは以下の通り。

FOMCの声明では、経済の力強さを指摘しつつ、インフレについては一時的な現象との理解。インフレ率が2%を下回る場合はあるものの、中期的に回復すると予想しています。

●日米株価の乖離と原油相場 GMOクリック証券のCFDチャート

日米株価の乖離

バランスシートの正常化プログラム

バランスシートの縮小はゆっくりと進める。当初の縮小額は100億ドル。

  • スタート時:米国債が60億ドル、住宅ローン担保証券(MBS)が40億ドル。
  • 縮小額の上限は米国債が300億ドル、MBSは200億ドル。3か月ごとに国債は60億ドル、MBSは40億ドルずつ増加させる。
  • 上限に達すると効率的かつ効果的に金融政策を実施。

このところ、原油在庫が増えており、原油価格は安くなっています。WTIは50ドル前後から45ドル割れまで下落。

そのためか、インフレ圧力が弱まっています。ただ、FRBの見解は、インフレ率の下落は一時的な問題と考えています。これは、原油価格の上昇を見越してのことで、カタール断交など中東における今後の米国が仕掛ける施策を意識しての可能性あり。

イエレン議長・・・原油価格の見通しは常に強気路線です。

米金利が1%に上がったことで、ドルペッグで通貨体制を維持している新興国の金融政策も変更しなければいけません。足もとの米経済指標は弱まっており、実体経済は結構厳しくなっている中、利上げ&バランスシート縮小を実施するのは、困難な道になりそうです。

現在の米国資産は、下記の三点セットで動いており、最も心配されているのが米株価がいつ下落するか=暴落するリスクはあるのかという点。

  • 米株価上昇
  • 長期金利下落
  • 米ドル安

FRBの利上げにも関わらず、米長期金利は低下。米ドル/円も米ドル高を見込みにくい状態になっています。

●米ドル/円の日足チャート:アイネットFX 2017年6月15日

米ドル円は下落トレンド

米ドル/円は緩やかな下落トレンドを描いたまま。5/11の114.367円をピークに下落しています。現在は110円割れ。

今回のFOMCが重要!広瀬隆雄氏も今後について少し心配しています。

昨日の記者会見では「バランスシートの圧縮は利上げの背後で、ひっそりと、かつ粛々とおこなってゆくから大丈夫」という言い方に変わっていました。
つまり利上げもやるし、FRBのバランスシートの圧縮(=金融引締めの効果があります)も同時にやるというわけ。FRBのバランスシート縮小について

今回のバランスシート縮小が、金融引締めとして米ドル高と株安に動くとの意見も。

量的緩和が長期金利や株式市場に大きな緩和的影響を与えたことを認めるならば、同じ速度でのバランスシート縮小が同じ衝撃の金融引き締めとなってドル高と株安を促すことは否定しようがない。アメリカ経済が既に減速を始めている現状においては、Fedのバランスシート縮小は実体経済にとっても金融市場にとっても最後の一撃となるだろう。FRBのバランスシート縮小が暴落に

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