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  1. 米ドル/日本円の朝(JPY)
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北朝鮮との開戦リスク高まる。中国が問題解決しないなら我々がやる!

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北朝鮮と米国の対決姿勢が鮮明になり、開戦・クーデーター・暗殺などの非常手段が行われるリスクが高まっています。

金正男暗殺事件以降、非常に危機が高まっています。もう少しマスコミも報道した方がいいのではと思うのですけど。

北朝鮮で非常事態が起きると、短期的にリスク回避で円高になる可能性、その後の動向次第で、米ドル/円をはじめとした為替相場が荒れ模様になりますから、FXを取引している人はストップロスを活用するなど注意が必要です。ボラティリティが上がるので、FXで利益を狙うチャンスでもあります。とてもそんなことを言っていられない脅威になるリスクも高い状況ですけどね。

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北朝鮮情勢は悪化して開戦リスク

北朝鮮が4月5日に発射したミサイルは、約60km飛んで日本海へ落ちており、米国防当局によると準中距離弾道ミサイルのスカッド改良型と見られています。

  • 4月6日の朝には、トランプ大統領と安倍首相が電話会談=ミサイル発射問題で協議しました。
  • 3月31日には、麻生副総理が、北朝鮮情勢について、日本の新聞が報道しているより深刻と話しています。
  • 4月2日には、トランプ大統領が、中国が問題を解決しないなら、われわれが対処する

トランプ大統領の発言は、FT紙での報道。一面トップでした。

在韓米軍の家族は、北朝鮮の侵攻に備えて1月に避難訓練を実施。CNNによると韓国から沖縄までの避難訓練は2010年以来。

4月6・7日には、米中首脳会談がありますから、ここで何かの決断が下されるかもしれません。

ミサイル

東京新聞の長谷川 幸洋氏の予想では、3つの日付が北朝鮮攻撃のXデーになりえると言っています。もし、武力攻撃を決断したら日本にも伝えるはずで、日本の内閣に緊張感が走れば危ないとの記事を書いています。

  1. 米中首脳会談の4月6・7日:中国の了承を得ての攻撃
  2. 米韓合同軍事演習最終日の4月30日:米軍特殊部隊「SEALs」も参加。演習から実戦に移りやすい
  3. 韓国大統領選挙のある5月9日:文在寅(ムン・ジェイン)候補が有力で、新北朝鮮派で反日ということから彼が当選した後は動き難い。

閣僚人事の議会承認も終わっていないうえ各省も空席が多い。政権交代に伴って約4000人の幹部官僚が政治任用で入れ替わるはずなのに、国防総省や国務省でさえ多くのポストが埋まっていない。

戦闘自体は軍の仕事だが、戦闘後は国務省や国防総省など官僚の出番になる。後始末をどうするかを固めないまま、戦闘に踏み切るなどありえないだろう。いまは戦闘後のデザインを描いて、落とし所を探る実務者がいないのだ。先制攻撃は数か月先か

韓国の政変は、北朝鮮の工作だったという見方もあり、文在寅(ムン・ジェイン)候補だと、韓国の支配権が北朝鮮に握られかねません。ちなみに、日本の森友学園問題も北朝鮮の工作の一環という意見もあります。麻生副総理が言うように、これだけ重要かしている北朝鮮問題をほとんど報道せずに、国会・マスコミは森友学園一色。

FXを取引するならば、テレビ・新聞の動向だけを追いかけていてはいけません。

北朝鮮の脅威

北朝鮮は、長距離弾道ミサイル・潜水艦発射型の弾道ミサイルを研究しており、米国すら射程内に入っています。

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テポドン2号改良型の射程は1万キロ。世界に存在する技術を流用すれば、いずれ、実用できるものになるでしょう。そして、世界中の反米国家や組織と提携して技術や軍事力の提携を行っています。ISやイランなどに、ミサイル技術が渡れば、米国・イスラエルとも看過しがたいものになるでしょう。金正恩政権は核兵器の開発に必死で、2~3年以内に成功するのではと予想されています。

特に、トランプ政権は親イスラエル路線になることが明確であり、北朝鮮を放置して、反米・反イスラエル組織にミサイルや核技術が渡ることは避けたいはず。

日本の防衛関連株が、4月に入り上昇しているのも気になるところ。石川製作所は約10%の値上がり。

防衛関連株の状況を確認しておきましょう。株価アルゴリズム:防衛関連株

韓国情勢

eワラント証券の土居氏が2014年に考案したシナリオからは大きく情勢が変化しました。

朝鮮半島有事シナリとはいえ、国民の大部分が貧困に苦しむ中で核兵器の開発を続ける北朝鮮と、米韓軍事同盟を維持しつつも中国への経済的な依存を強める韓国にはリスクシナリオが残っています。場合よっては日本経済や日本株・円相場にも大きな影響を与えるので、どういうことが起こりうるのか考えておく必要があります。eワラント証券の2014年想定

かつての朝鮮戦争のときは、戦争特需期待により株価は上昇して日本の成長に繋がったのは、みなさんご存じの通り。

日本の株式市場は、当初、大きな反応を示さなかった。27日の日経平均株価は、約92円。ところが、7月6日には82.25円まで下落する。
しかし、この日を底値に反転する。それでも、50年代は、最高値の110円前後の戻しで一進一退となるが、51年以降、急騰を始める。
53年2月には、約474円と50年の安値から5倍以上の上昇率だ。その活況相場を支えたのが、「戦争特需」期待だ。

もし朝鮮戦争ならば、日本市場はどう動くか

今回は、米国が北朝鮮を叩いた後に、どのようなシナリオになるか次第です。北朝鮮は、何をしてくるか分かりませんし、平和な国である日本の常識で慮りのは危険です。公安も東京大学卒の在日研究者について再入国禁止措置を2016年3月に取っています。

先制攻撃される前にソウルや日本にミサイル発射や侵攻・破壊工作をしてくるリスクはあるでしょう。何かが起きてもパニックになることなく落ち着いて行動してください。

北朝鮮の現体制が崩壊することは、長い目で見ると日本にプラスながら、短期的には非常に危うい状態にあることを意識すべき時が来ました。

●米ドル/円の日足チャート:2017年4月6日

米ドル円チャート

GMOクリック証券のFXネオ

米国が北朝鮮を攻撃して、すぐに収まるかどうか。FXで気になる短期的な為替相場動向は、3月の記事で少し書きましたのでそちらをお読みください。

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