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ダウ2万ドルを突破した2017年の米株式市場はバブルなのか?

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米国株式市場の熱狂はいつまで続くのでしょうか。NYダウは、2万ドルを突破し次の目標を2.2万ドルとも言われています。

トランプ政権のビジネスフレンドリー・減税・財政拡大を材料に上昇を続けており、天井に関する話とまだまだ上がるという熱狂の二つの意見があります。

2017年3月2日には、スナップチャットのIPOが大成功しました。それでは、現在の株価がバブルなのかどうか見ておきましょう。FX・為替にも大きな影響を与える米株式は、ここにきて急上昇を見せています。


米国の株式市場はバブルなのか?

終値は公開価格を44%上回る24.48ドル。高値は26.05ドル、安値は23.50ドルだった。調達額は34億ドルで、2013年のフェイスブックの30億ドルを上回った。スナップの上場

世界のPERとPBR:わたしのインデックス:2017年1月

PERとPBR

主要国のPER(株価収益率)・PBR(株価純資産倍率)・利回り

PER

税引き後の利益を、その会社の発行済株式数(発行済株式総数-自己株式数)で割ると、1株当たりの利益が計算できます。この1株当たり利益に対し、株価が何倍まで買われているかを表したのが株価収益率(Price Earnings Ratio)です。

PBR

1株当たりの純資産(注)に対し、株価が何倍まで買われているかを表したのが株価純資産倍率(Price Book-Value Ratio)です。

日本証券業協会

PERは、数字が小さい程、株価が割安、高ければ割高。目安として20倍以上が割高、20倍以下は割安。企業の置かれている環境・成長度によって、適正水準は変わります。

1900年から2013年まで100年間超の米国株式(S&P)のPERをまとめたチャートによると、PERの割高・割安水準の目安は下記。

●PER7.5倍(緑の線)は、歴史的に米国株(S&P)PERが最も低い水準で「買い場」

●PER22.5倍(赤い線)は、歴史的に米国株(S&P)PERが最も高い水準で株価調整の一歩手前で「売り場」

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ちなみに、上記の記事が書かれた2013年頃も米国株バブル論がありました。この時は、米国株の上昇を続けバブル懸念は杞憂に終わりました。

現在のPER22.8倍は、過去に比べても高いレベルであり、株価調整が入る可能性は十分にあります。

●NYダウの月足チャート:GMOクリック証券のCFD 2017年3月3日

NYダウ

リーマンショック~金融危機から立ち直り上昇トレンドを描いています。2015年の秋から2016年の冬にかけて、一時的な押し目はありましたが、上昇トレンドを回復。

ただ、ボリンジャーバンドのバンド幅が広がり、ボラティリティの高くなりそうな気配を見せています。トランプ政権後の上昇幅がかなり大きいことが見て取れますね。

有名な投資家達の意見

●ウォーレン・バフェット氏は、2017年2月27日に、米国株は、現在の金利水準から割安と話して株式購入に意欲を示しました。

●ジェレミー・シーゲル氏は、減税・規制緩和が実行されれば、NYダウの22,000ドルに上がる可能性がある。ただし、次の本格的な上昇までには、しばらく停止期間があるだろう。

●ビル・グロス氏:ECBと日銀の金融緩和は麻薬となり、米国債の金利を抑えている。ECBと日銀が量的緩和を止めれば、米株式・債券市場とも混乱に陥る

●ジェフリー・ガントラック氏:米長期金利が3%に近づけば、米国株式市場は下落するだろう。

●スタンレー・ドラッケンミラー氏:先進国経済は人口減少・債務増加で限界に近づき、成長率が低下した。その中で、不要な規制を撤廃するトランプ政権の政策は、経済成長をもたらすだろう。その恩恵に寄与する株式は上昇する可能性が高い

●ジム・ロジャーズ氏:ロシア市場くらいしか買うモノがない。トランプ大統領の保護貿易戦争は誰も勝者になれない道。

有名投資家達の意見は、不確定事項が多いために、強気・弱気に分かれています。素直に見れば、トランプ政権の減税・規制緩和が順調に進めば、株価は上昇していく。

一方、米国の金利が3%付近になれば、株式投資をするよりも国債に投資したい向きが増えて、株式⇒債券への資金移動が起きる可能性もあります。

ここにきて、急上昇している株式相場・テクニカル的な不安定感・高まるFRBへの利上げ圧力などを考えると、トランプ政権のフィーバーが落ち着いた後に急激な調整があってもおかしくないと思います。

とはいえ、バブルは常に行き過ぎるもの、バブル崩壊を期待して、空売りに回るのはとてもリスキー。

米株調整のカギを握るのは、FRBの利上げスピードそして、ECB&日銀の緩和終了になるのではないでしょうか。株価が乱高下しはじめると下落のサインになりやすいので、荒れ模様になったら気を付けること。

2013年や2015年のバブル予想を乗り越えてきたNY株。2017年・18年はボラティリティが高くなるリスクがありそうです。

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