人工知能(AI)の活用に時代は沸いています。その中で、SBIリクイディティ・マーケット&SBIFXトレードそして日本マイクロソフトは、AIによるカスタマーサポートを2017年5月から始める予定です。
FXは24時間取引ですから、カスタマーサポートも24時間してくれた方が便利。
しかし、人件費そして実際の問い合わせ件数を考えると夜間は省力化したいと経営側は考えます。その点、人工知能をカスタマーサポートに使えるといいですね!
AIによるFXカスタマーサポート
SBIFXトレードでの顧客問い合わせは多岐にわたるはず。FXそのものやどうすれば勝てるかというノウハウ、トレードシステムの操作やFXの勉強方法。
それらの質問に有人で対応するのも大変ですし、教育コストもかかります。そこで、ディープラーニング機能を搭載したチャットボットで、問い合わせにリアルタイム対応することを目的とするとのこと。
まず、お客様からの為替や取引に関する定型的な質問回答を行い、いずれは、個別口座・取引状況を理解して対応できるレベルを目指します。
さらに、将来的には、FX取引のリスク管理やトレードにAIを活用していきたい方向とのこと。この取引に活かせるレベルまで進むのは期待大。
SBI&マイクロソフトのプレスリリースでは、両建の必要証拠金をチャットで質問して、AIが回答する事例を示しています。
このレベルであれば、すぐに実装できるのではないでしょうか。その内容をヒトが監視しておき、問合せと回答がチグハグな場合に人が出ていけばOKですからね。一社が導入すれば、夜間のカスタマーサポートに悩む各社がこぞって導入しそうです。
ソフトバンクのAIロボット「ペッパー君」は、2016年3月時点で1万台を超える販売台数。これから、カスタマーサービスの分野にAIがどんどん進出してくるでしょう。
その分、人の仕事が減る訳ですが・・・カスタマサポートの仕事が減る分、顧客サービス・情報サポート・教育・売買方法開発などに力を注いでいただきたいと思います!