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日本が財政破たんしない理由は最終的に通貨の大量発行=円安で解決するから!

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2016年になり、中央銀行の金融政策(量的・質的緩和含む)だけでは、デフレ退治が出来ないことがはっきりしてきました。政府による財政支出必須の中で、債務増加による日本の財政破たんリスクや国債暴落の恐れがささやかれています。

FXや外貨預金を行う人は、その際のリスクヘッジを行いたいというニーズもあると思います。

そして、アベノミクスを推進する日本政府も、財政破たんリスクを警戒しながら、量的緩和やマイナス金利によって債務を減らしながら、最終的に行き詰ったら円安で解決する考えを持っているであろうことがはっきりしてきました。

安倍首相

日本の借金は2015年末で1044兆5904億円。GDPが約500億円ですから二倍以上。

一方、あまり公開されないのですが、日本政府の資産は平成21年度で647兆円。この中には、道路やダムなど換金不可能なものもあれば、換金可能な有価証券も。財務省の官僚たちは換金不可能なものばかりで資産としてあるだけだといいます。

それならば、借金の1000兆円も即時返済を求められている訳ではありません。更に日本政府が借金をしている主体は日本国民ですから、資金を一気に引き上げられる恐れもありません。

さて、では、日本財政が破綻しそうになったら、どうなるのでしょうか?FXトレードをお勧めする理由もここにあります。

日本の財政破たんは円安で解決=財政ファイナンス

まず、先進国の間では、世界経済の弱さの要因を労働人口減少・需要不足・デフレが絡み合った結果と見ています。そしてできるだけ市場に任せて政府は手を出さない自由主義的経済学では解決できないということが主流の話になりつつあります。

さらに、中央銀行の金融緩和では、問題解決不可能。この辺り、ECBや日本の追加緩和効果が薄れているのを経験あるFXトレーダーならば、己の眼で見・体験していることでしょう。

そのため、日本に対して財政支出を求めてきています。米国は大統領選&小さな政府派の議会で動けない。欧州は難民問題&統一通貨ユーロ問題で動けない。ドイツは別次元に生きている。できるのは日本とカナダだけ!日本政府は債務を気にせず財政出動すべしという切羽詰った前提がある上で、財政破たんを気にする必要がないと言っています。

日本政府は財政破たんしないという考え方のベース。日本政府の借金は、ほとんどが日本国内かつ日本円。そのため、返すお金がなければ日本円を印刷して返すというのが麻生財務相そして財務省の考え方。

借金問題

自国通貨建てだから円安になっても日本は借金を返せる

そうなると、起きるのが円安。ドル建てやユーロ建ての借金だと、日本円を大量に印刷すれば円安になってしまい、手に入るドルやユーロの金額に変化なしか減ってしまいます。日本円建ての資産であればいくら日本円を刷って円安に動いても国債購入者に支払う日本円の金額は変わりませんから、財政破たんすることなく借金を返すことができます。

新興国の場合、自国通貨建てでは、信用不足からなかなかお金を貸してもらえません。それゆえに米ドル建てやユーロ建てで借金を行います。すると一旦、経済危機が起きた時に、自国通貨安も生じます。それは、外貨建てでこしらえた借金総額が自国通貨換算で増えるということ。こうなると返そうにも返せずにデフォルトして借金を棒引きしてもらわないとどうしようもありません。これが国家の財政破たん。

2015年末からの原油価格下落で、ロシアルーブルが安くなり、外貨建ての住宅ローンを行っているロシアの国民が返済不可能に陥っているというニュースも流れていましたね。これを国家ベースで行っていると【債務増加】は破綻に繋がる道。

黒田総裁による量的・質的緩和でマネタリーベースは2倍、長期国債の保有残高は着実に増加。

マネタリーベース

出典:内閣府

円安とマイナス金利で個人の金融資産は減少

確かに、今の日本政府の借金は、いざとなれば、日本円の大量発行で賄えそうですね。では、個人はどうなるのでしょうか。

少々の円安は企業業績にプラスの面もあります。しかし、行き過ぎた円安は、日本の個人金融資産を大きく減らします。急激な【円安=円の価値が減る】ことですから、海外からの資産を買おうにも買えなくなります。

同じ100万円を手に入れても、いま(1ドル=110円)だと米ドルに換算して約11000ドルの価値あり。これが10年・20年後の政府債務増大による円安時代が到来し、1ドル=330円になっていれば、日本円は1/3の価値しかもたず、約3030ドルにしかなりません。

これが、日本政府の借金リスク。

マイナス金利の異常事態

すでに、黒田日銀総裁のマイナス金利導入で、国債金利はマイナス状態。極端ですが政府は国債を発行すればするほど、借金を増やすどころか利子収入でプラスになる世界が実現しているのです。ここ最近の政府財政収支は黒田総裁の量的質的緩和による低金利で改善傾向。

10年や20年前に超円安・超円高が来るというタイトルの本を出していたのは藤巻健史を筆頭に多数。ところがマイナス金利時代を真剣に提唱していた本はほとんどありません。(学問の世界は除く)

それぐらいに、今の世界経済は異常事態が起きているということ。

将来、1ドル200円や300円の円安時代が来てもおかしくはありません。皆でFXを勉強しておけば、世の中の変化を掴みやすくなると思います。

●1976年からの月足チャート:DMMFX クリックで拡大

長期月足

円安・円高は相対的なもの

では、絶対に円安時代が来るのかというと、そうとはいえません。なぜなら、円安・円高というのは相対的なモノサシ。

仮に日本の借金が増え続けて返せなくなり、日本円の発行額を大きく増やしたとしましょう。もし、他国の通貨発行量や経済成長率・金利等に変化が無ければ確実に円安になります。

しかし、日本が日本円を大量発行しても、他国が同じように通貨を大量発行していれば、円安にはなりません。同じように通貨の価値が落ちるだけです。その時には、金・不動産・現物資産などが上昇していくでしょう。クルーグマン教授はじめ経済学界の流行の一つは世界の日本化です。日本は1998年から労働人口の減少・デフレの芽が出始めています。その頃は日本政府や日銀をバカにしていた欧米は、2008年頃から自分達にも同じ現象が起きており、解決困難であることを認識しています。

そのため、財政支出を世界的に行うべしになっています=日本だけではないため円安絶対とは言えません。

米ドル・ユーロ・日本円・人民元・スイスフラン、その時には、リスク回避のために買われる通貨が日本円ではなく他のものになっています。この辺りの通貨が相対的というのはFXを取引する基本的なセオリーですから、数年、FXトレードを経験すれば分かるようになってきます。

FXや外貨投資で資産を守る

●米ドル/円、英ポンド/円、ユーロ/円、スイスフラン/円の長期的な動き:DMMFX

各通貨の動き

必ず、円安に進むとは限りませんが、FXや外貨投資に目を向けていて欲しいのは、日本が借金を増やし過ぎて財政破たんする可能性は低くとも、日本円の大量発行による円安リスクは常にあるからです。

麻生太郎財務相は、1930年代の米国が、デフレ・需要減少を脱したのは、戦争による需要増加だったことを理解しています。それに代わる代替策として出てきているのは、気候環境への対応・炭素への課税・世界的な財政協調です。

長くなりましたが、自分の資産を守るために、国債など日本国内の資産だけではダメになるかもしれません。超円安が来ない方に賭けるのもいいでしょう。でも、普段から準備しておかないと「いざ鎌倉」には対応できません。資産防衛に最適な金融商品は時期によって変化します。ただ、外貨投資・運用を行う上で最適なのはFXトレードであることは確かです。低い取引コスト(スプレッド)・高い金利差収益・24時間オンラインでトレード可能・豊富な情報提供などハイレベルな競争でサービス・魅力が高まっています。

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