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2016年3月の日銀金融政策決定会合は現状維持:原油価格が上昇すれば2017年前半に2%目標達成!

日銀は2016年3月15日に、マイナス金利付き量的・質的金融緩和策の維持を賛成多数で決定。FXトレーダーの注目イベントが一つ終りました。

  • 資産買入れ方針(質&量)は賛成8:反対1(木内委員)
  • マイナス金利は賛成7対:反対2(木内委員&佐藤委員)

今回は、マイナス金利を導入したばかりで、その影響を見極めたいとの意向から、現状維持&実務的な修正を日銀は実施。大きなこととしては、MRFをマイナス金利から除外したこと

2016年3月の日銀金融政策決定会合:マイナス金利付き量的・質的金融緩和策の維持

マイナス金利付き量的・質的金融緩和の実務的な対応

  • 0%の金利を適用するマクロ加算残高の見直しを3か月ごとに
  • MRFは決算機能を担うことから、マイナス金利の適用外に
  • 金融機関の貸し出し増加を支援するため、貸し出し支援基金及び被災地金融機関支援オペの残高を増加させた金融機関は、増加額の2倍をマクロ加算残高に加算

マクロ加算残高の分はマイナス金利の適用外。FX・株式市場とも予想していた内容であり、大きな波乱は無し。

また、日銀の黒田総裁は、物価の基調が改善していると語りながら、目先は、消費者物価の前年比は0%程度で推移するとの説明。

原油価格が現状程度の水準から緩やかに上昇していくとの前提にたてば、2%程度に達する時期は、2017年度前半頃になると予想しています。

日銀:衆議院財務金融委員会における概要説明

  • マイナス金利は金利面ですでに表れている
  • 金融市場は世界的に不安定
  • 中国をはじめとする新興国・資源国経済に対する先行き不透明感
  • 2%の物価安定目標のため、必要なときは、量・質・金利の3つの次元で追加的な緩和を実施

日銀黒田総裁は、ECBドラギ総裁が追加緩和をしないと受け取られるような発言でバズーカ不発と叩かれていたのを見ているせいか必要時は追加緩和実施と発言。

物価目標は、原油価格が現状から上昇していくとの前提で2%の目標達成が2017年度前半ごろ。もし、原油価格が上昇しなければ達成不可能?原油価格が上昇しつつある中、日銀黒田総裁は自信を持っている?

日銀追加緩和の可能性と予想される時期

インフレ目標達成には、原油価格上昇が必要なことから他力本願。追加緩和が実施される見通しが強い。

銀行・証券会社などが追加緩和を現時点でどう見ているかブルームバーグ記事から見てみましょう。

  • ドイツ証券の小山賢太郎氏:マーケットが荒れれば4月会合で追加緩和
  • 大和証券の野口麻衣子氏:7月会合で金利引き下げなどの緩和拡大
  • バークレイズ証券の森田京平氏:7月会合がメイン、4月会合がサブ、追加緩和のシナリオ予想

マイナス金利が本当に効果があるのかは、まだ不明

ちなみに、マイナス金利は日本だけではなく欧州でも不評だ。今月10日に欧州中央銀行(ECB)が預金金利をマイナス0.3%からマイナス0.4%に引き下げて以降、主要通貨の中で強いのはユーロ、スイスフラン、スウェーデンクローナの「マイナス金利通貨のトリオ」だ。スウェーデンの中央銀行であるリクスバンクも2月11日に政策金利をマイナス0.35%からマイナス0.5%に引き下げている。ロイター:円安効果の限界=佐々木融氏

実際、マイナス金利を導入しても米ドル/円は円安に動いていない。

●2016年の米ドル/円相場8時間足チャート:DMMFX

米ドル/円価格

2016年1月29日の金融政策決定会合で日銀はマイナス金利を導入。FX初心者の方は、ちょっと判断が難しいかも。基本、ファンダメンタルズを気にしすぎずにチャート:テクニカル分析を利用してレンジ相場と見ておいた方がいい相場。

●日経225:DMMCFDの日足チャート

日経平均株価

株価は15000円を底値に上昇して17000円台に載せています。不動産・株価と資産に対しての上昇効果は出ている模様。

●原油価格:DMMCFDの日足チャート

原油価格チャート

40ドルを手前に頭打ち。日銀の想定している原油価格は、1バレル40ドル台後半。

2016年1月の経済・物価情勢の展望では、原油価格(ドバイ)を1バレル35ドルを出発点に2016~2017年の終盤にかけて40ドル台後半に緩やかな上昇を想定。

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