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ファンダメンタルズ分析だけでFXトレードを短期売買するのは難しいのでお勧めしません

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FXトレードで短期のデイトレード・スキャルピングを行う人のほとんどがファンダメンタルズ分析よりもテクニカル分析を優先しています。なぜなら、中長期は別にして短期トレードをファンダメンタルズで行うのは難しいと思います。

長期のスイングトレードだと無視できないファンダメンタルズ分析も、短期のトレードには細かい価格のブレが多くて役に立ちません。価格のブレや歪みを探して取引する方法もありますがFXの初心者にはおすすめできません。

FXの短期トレードでのファンダメンタルズ分析は難しい

ファンダメンタルズ分析で、最も大事なのは金利そして、金利を動かす中央銀行の姿勢。中銀の金融政策が緩和なのか引き締めなのかという方向性次第でかわせそうばは動く。今後の方向性を判断するために雇用統計や消費者物価指数といった経済指標があります。

基本的に、為替相場は中長期的のトレンドは、ファンダメンタルズに沿って動きますから、米国が利上げ方向で日本が利下げ方向であれば、米ドル/円はドル高円安に動くのがセオリー。アベノミクスはそのセオリー通りの動き。

●米ドル/円の週足チャート:DMMFX

アベノミクスで円安に動く

日本がアベノミクスで量的・質的緩和を行い、米国が現状維持及び量的緩和終了のタイミングを測っていたことから、この間の米ドル/円は、ファンダメンタルズ分析通りに上昇しました。この時期にFXトレードをはじめれば、初心者の方でも、比較的、簡単に儲かったとのニュースも流れていました。

経済指標は毎日ころころ変わるので判断が難しい

中長期に比べて、短期トレードはテクニカル主体・かつトレードテクニックを磨いた方がいい理由は、毎日のように判断が変わるから。

2016年2月23日~26日の米国経済指標をピックアップ

経済指標の数字は変化が激しい

同じ日でも、2/23は、中古住宅販売件数が予想を上回るも前月比や消費者信頼感指数を悪化。これでは米景気の先行きに不安をいだきます。

ところが、翌25日と26日は一転して、経済指標の数字が改善。米景気に安心感が広がりました。

●米ドル/円の30分足チャート:DMMFX

米ドル円の動きはドル高円安

確かにこの間の米ドル/円は、ファンダメンタルズに沿ってドル高円安トレンドに。チャートを見て結果論的に言うのはたやすくも、経済指標を見ながらファンダメンタルズでの短期売買は正直難しい。

  • 経済指標の数字を当てることはできない
  • 同日に発表される経済指標でも良い悪いとばらつく
  • 今日は良くても明日が悪いことがある
  • 突発的な事件やイベントで為替相場が動くことがある。

などの理由で、利益を得るのは難しくなります。上のチャートを見ても、中国上海開催のG20後に上昇した後、実はG20では実効性ある施策が出なかったのではとの考えから下落しています。

ファンダメンタルズ分析を短期で利用しているといわゆる【買えば下がり売れば上がる】になりやすい欠点をもちます。そのためFXをスタートしたばかりの初心者に短期売買でのファンダメンタルズ分析を奨めません。

トレンドの「リスク回避」の流れも、今日はリスク回避・明日はリスクオンと猫の目のようにくるくる変わりますから初心者は振り回されてしまい。FX自体を難しいと考え、トレードテクニックの上達前に諦めてしまいます。

中長期をファンダメンタルズで分析して、短期はテクニカル分析でエントリーする方が易しいと思います。

ファンダメンタルズ分析のむずかしさ:価格は行き過ぎたりバブル化する

経済指標もぶれますが、価格もぶれます。相場の世界で有名な格言に「必ず相場は行き過ぎる」というのがあり、長年の経験を持つベテラントレーダーは、この言葉をかみしめているはず。

かの有名なリーマンショック時も、ヘッジファンドのCredit Opportunities fundを率いるジョン・ポールソンは2005年頃から住宅関連のサブプライムローンバブルを見抜き住宅関連のショートをスタート。他にも多数の人が把握していましたが、実際にはじけたのは2006年の終盤頃から。有名なオランダのチューリップ事件・英国の南海泡沫株事件などふくめて相場はファンダメンタルズ分析からは理解できない水準に跳ね上がりバブルを形成。

相場はバブル化

ファンダメンタルズの弱点をもう一つあげると、バブルや相場の行き過ぎを判断できないことでしょう。日本のバブルでも企業業績からは判断できないレベルに株価が上昇したため、含み益や不動産の上昇率などを加味して株価を判断する方法が出てきました。

その点、チャートによるテクニカル分析は、バブルで上昇している時には、トレンド系指標が上昇を示唆し続けます。人間心理の弱さで勝手に上昇しすぎと判断して売りに回ってしまうことはあります。(トレンドの天底を勝手に決めるな

チャートは、人間心理・需給・相場の行き過ぎを全て含んでいますから、ファンダメンタルズでは把握できない人間心理の部分もあって、異常な相場でも強いメリットを持つ。

ベテランのFXトレーダーには、米雇用統計はじめファンダメンタルズ分析と価格のゆがみやズレを利用してトレードする人もいます。しかし、本記事で見てきたように初心者にとって、短期トレードのファンダメンタルズ分析は難しいので避けた方が無難です。経済指標を見る時は、一つ一つの指標に振り回されるのではなく全体像や毎日の流れを把握するようにしてください。毎日市況チェックをしていけば、トレンドや流れを読めるようになります。

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