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2015年の米ドル/円相場:【円高・円安】の予想シナリオ

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2015年の米ドル/円はどう動くのか?複数の予想シナリオをご紹介します。内容は、JPモルガンチェースの佐々木融氏や大和証券の亀岡祐次氏の意見を参考にしています。

米ドル/円相場の予想シナリオ

2014年から引き続き、米FRBの利上げに注目が集まる。現在は円安トレンドの流れながら、円高に進む可能性もあることをお忘れなく。アベノミクス以降に参戦したFX初心者の方はドル高円安トレンドしか経験はないはず。

また、かなり円安が進んだため、そろそろ天井と判断したくなります。この勝手な判断は大損の元。トレンド転換を見極めて売買の方向性を決めましょう。

●米ドル/円、日経平均株価、NYダウのチャート:GMOクリック証券比較チャート

為替と株価チャート

トレンド的には上昇傾向も、ダブルトップやヘッドアンドショルダーなどの下げ相場パターンを描くかもしれない状態。


米利上げで景気失速による円高シナリオ

米FRBの利上げは、このまま進めば地区連銀総裁やエコノミスト達が発言しているように2015年半ばから終りにかけて開始。その場合、米国は、量的緩和・低金利と株価上昇の追い風から金利上昇という逆風に転換することになる。

2015年前半に円安が進んだとしても、後半は米株下落や円高リスク!

FRBの金融正常化に伴う出口戦略は難しいかじ取りとなる中で、金利上昇に伴い、リスクオフの姿勢が投資家に生じた場合。

米株下落や新興諸国の経済不安が起きて、安全資産となる日本円に買いが集中する。また、これまで米ドルの低金利を生かして行われてきたキャリートレード(低利の米ドルを借りて高利の通貨や資産で運用する手法)の巻き戻しが起きると急激な相場変動が起きてしまう。

米国経済が好調な理由は、1.量的緩和策、2.シェール革命の二つ。FX・株式投資家はご存じの通り、2014年秋から流れが変化・

  • 量的緩和は2014年10月で新規の資産買い入れを終了。2015年は利上げに向かう。
  • シェール革命も原油価格の低迷により投資額や生産減少というマイナス面が出ている。

新興国は資金調達をドル建てにしていることが多く、利上げは金融市場の混乱を招く可能性。米国の利上げは過去の量的緩和縮小の過程で起きたように、リスクオフに動く。

新興国で波乱が起きてグローバル経済全体に変調を来す可能性あり

年末に向けて円安傾向が進むシナリオ

  • 米FRBは2015年半ばから後半にかけて金融正常化のために利上げを行う。
  • 日銀はインフレ目標2%達成のためにさらなる追加緩和。

日米の金融政策の違いにより、ドル高円安が継続するシナリオ。

米の利上げ・日本の緩和で、日米金利差が拡大し、収益が見込めるドルで運用する投資家が増加。

ドル買い円売りの流れは止まらず。この極端な例は、日本国債暴落・キャピタルフライトの流れによる超円安

原油価格が50ドル前後まで下げたとはいえ、2015年の貿易収支も赤字が確実。そのため、貿易赤字による実需の円売りも出てくる。

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による外国株と外国債券の運用比率引き上げは、実需の円売りを支える。

ただし、貿易赤字やGPIFは市場に織り込まれている分も大きいため、円安トレンドの根っこを支えると理解しておいて欲しい材料。

●米ドル/円の日足チャート:SBIFXトレードはスプレッド最小FX会社

米ドル円チャートの日足

レンジが続く中、抵抗線に頭を押さえられている。

●センティリオン開発の先読みチャート

先読みチャートの動き

ブログパーツから取得したチャートでは、しばらく円安が続くシナリオと円高傾向に分かれる。

予想できる変動要因

日銀介入の可能性

通貨安競争で各国が為替相場を安い方に誘導。米ドルの独歩高に対する米国産業界の不満を高める。

急速に行き過ぎた円安に対しては産業界から不満。

UBS証券ウェルス・マネジメント本部の中窪文男氏は125円を超え130円に近づくような円安は介入を警戒。

エネルギー革命はドル高要因。

米国の貿易収支は、シェール革命によるエネルギー輸入の減少で改善。

基本的にエネルギー価格の低下は家計・企業の所得改善・景気の好循環を生じる。結果的に税収増を伴う財政収支の改善へと進み、米ドルの弱点である双子の赤字が解消に向かう。

日本は2017年ごろから米国のシェールガス輸入を開始。安価なエネルギー輸入は日本の貿易収支を改善させるため円高要因となる。

原油安によるリスク

原油安は経済と株価にプラスと通常は考える。しかし、今回の原油下落は、ロシアやベネズエラ・コロンビアなどの産油国の通貨や株価を大きく下落させた。

市場の混乱は、世界的なリスク回避志向を高めることになる。その場合はリスクオフの流れが起きて安全資産の円が買われて円高に動く。

戦争や紛争リスク

イスラム国・ウクライナ紛争・北朝鮮など。2015年の世界政治は、非常に紛争リスクが大きくなっている。あちこちで民族・宗教対立が起きており、実際の戦争や紛争に突き進むと安全資産の円が買われる。

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