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安倍政権と日銀がタッグで戦うデフレスパイラルが消えない理由

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財政赤字を垂れ流して、金融緩和を続ければ、ハイパーインフレになる可能性。では、なぜ、いくら金融緩和をしてもお金が市場に出回らないのでしょうか。

今、FXを知っておいて欲しい理由は、将来的なインフレや危機に備えておいて欲しいから。グローバル化の進展は良い点と悪い点双方あるゆえに、投資や投機の知識を身に着けて脱初心者です。

必要な時になって慌てて行うより、今からFXを勉強しておくことが万一の備えに。

では、本題。

お金が流通しない理由について木村剛氏の小説「ペイオフ 通貨が堕落するとき」では下記のように説明。


資金の流通を表す式:PT=MV

P=物価、T=取引量、PT=GDP、M=通貨量、V=通貨の流通速度

デフレスパイラルは不良債権問題が理由で、資金が流通しない。

日本銀行がいくらお金を供給してもタンス預金と化して社会に回らない。しかも物価はデフレ状態であることから現金で持っていても損をしない。ゆえにタンス預金として各家庭に残る

つまり、不良債権問題を解決して銀行システムへの信頼を戻せば通貨の流通速度は回復する。

しかし、不良債権問題が解決してもデフレスパイラルは終了しないまま。アベノミクスのインフレ目標でようやくデフレ脱却の芽が出てきましたがまだ予断を許しません。

●米CIAの調査による各国のデフレ・インフレ状態:2008-2009年データ(出典:wiki)

デフレ状態の国

なぜなのかその理由を考えてみました。

  • 経済のグローバル化により企業はコストの安い国に生産拠点を移す=人件費の下落
  • 規制と既得権益による社会の硬直化=持てる人はすでにモノを持っている
  • 海外から安い輸入品が入ってくることで物価下落⇒円安トレンド
  • 円高トレンドが続き輸入品下落⇒修正済み
  • 少子高齢化による将来不安の増大でタンス預金増加
  • 高齢者に資産が集中してお金を使う若者にお金がない⇒相続税や贈与特例
  • 不動産・株式投資による成功体験不足して投資にお金が回らない⇒NISAやアベノミクス
  • 情報化社会の発達で失敗への不寛容さが増してチャレンジ精神が減退
  • グローバル化による競争相手の増加・レベルアップで向上心が折れやすくなった。

安倍政権と黒田日銀は、円安・株高・低金利・規制緩和・税制改正などで対応中。

良く、いまどきの若い者はと言われます。ピラミッドにすら書かれている程。しかし、私の主観でも今の方が競争・不安は大きい社会だと思います。

江戸時代ならば、村や藩で一番といえば、大きな価値を持っていました。ところが今は世界中が競争相手です。サッカーに例えると日本に生まれても競争相手は世界一を目指します。今ならクリスティアーノ・ロナウドやメッシがライバル。

そして、衛星放送やケーブルテレビ・インターネットの普及で消費者(ユーザー)は世界一を求めます。村一番ではダメですし成功とは言えません。

さらに、少子高齢化で、自分がいつ死ぬかも分かりません。宵越しの金は持たねえでは惨めな老後になるのではと恐れているのです。もし90歳まで生きれば70歳で引退しても後20年あるので不安ですね。

そこでお金もポストも手放さず世代交代が促進されません。結果的に世代間格差ができてしまうのです。

若者は選挙に行かないと言われますが、そもそも人口比率が大きく違うため、出馬している候補たちが若者に優しい政策を打ち出しません。ゆえに選挙に行かないという悪循環が起きる。

そこで、日本政府もアベノミクスやNISA・贈与税特例・経済特区など様々な政策を打ち出して活性化に努めています。もし、経済成長率が低下してマイナスになったりすれば膨大な政府債務を処理することができなくなります。

日本政府や日本円への信認が薄れれば、FXトレーダーが取る行動は一つ。米ドルやユーロを買い日本円を売る!これを国民の多くが行えばハイパーインフレ・国債金利の上昇が起きる。今はまだ予兆程度ですがここからのかじ取りを間違えれば一気にインフレが芽生えるかもしれません。日本国債暴落が起きない理由の逆が起きれば・・・

参考サイト

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