巨額な資産を持つ投機マネー:政府系ファンドや年金基金の動きをFXトレーダーは掴んでおこう

巨額な投機マネーの考え方を参考にしましょう。個人でFXトレードを行っているとニュースで投機マネーやヘッジファンドなどの大金で市場が動いている現象を見ます。

ついつい、自分も同じような事をしたいと妄想してしまいがち。でも彼らの考えや動きをトレードに利用することはできるはず。

もし何百・何千億円の資産があったらどうするか?

あなたがアラブの石油王で何百億・何千億円の資産を持っていたらその資産をどう活用するでしょうか。

定期預金に全部預けるという答えはダメです。なぜなら、全額を自国通貨の定期預金にしてもインフレや自国通貨安で目減りしてしまう可能性もあるから。

危ない時は現金化するとしても、FXでも株でもいいので資産を増やさなければいけません。

  • 儲けることが上手そうな人に任せる
  • 儲かりそうな市場を見つけて投資を行う
  • 損をしそうな人や市場からはすぐに資金を引き上げる

これが世界で起きている投機マネーの移動です。リーマンショック以降にリスクオン・オフ取引が増えたのも同じ。

投機マネーとグローバル化

FXはこの投機マネーと最も関係の深いトレード。LTCM・タイガーマネジメントなど今は潰えた著名ヘッジファンド達と同じように取引を行える投資方法です。ヘッジファンド自体は今も健在。

グローバル化した世界は、お金に国境がありません。そのため、値上がりしそうな資産・安全な資産には世界各国からお金が集まります。

数十年前と違い、現地国の情報入手や資金移動に何日もかかるなんてことはありません。ブラジルが良い!となればブラジルの株式にお金が集中して実際に資産価格は上がります。

そして、一旦、危険シグナルが点灯すると投機マネーは逃げ出してしまい次の市場を狙います。

●DMMFXの取引通貨ペア

DMMFXの取引できる通貨ペア

たくさんの通貨ペアが取引できるのもFXの魅力

個人投資家(FXトレーダー)は投機マネーにかなわない?

そんなことはありません。投機マネーは巨額であることからいくつかの欠点も持っています。

  • 巨額な資金が取引開始・逃げ出すのには時間がかかる
  • 最初はソロリと入りだす(出ていく)
  • ある程度の流動性がある資産でないと巨額のお金を運用できない。
  • 自分の投資資金で値上がり(値下がり)を呼んでしまう。

などから彼らの動向を掴んでおき、個人投資家は巨額な資金がソロリと入る段階でその市場に注目し、逃げ出す前に逃げ出すこと。

そのためには、自分自身が何百億円・何千億円と運用していればどのように考えるだろうかと彼らの立場に立ってみることでシミュレーションしましょう。

個人投資家は自分だけの判断で売買できます。損失を出そうが利益を出そうが誰にも説明責任を負いません。結婚している場合はパートナーへの責任はありますね。

でも、機関投資家は、説明責任や様々なプレッシャーを負っています。その点に関しては個人投資家の方が有利。

外国為替取引の分類で説明したアルゴリズムトレードやAIによる高頻度トレードなどでは機関投資家が有利ですから、FXを始めた方は上手く自分に合ったトレードスタイルを決めてください。

人や国から預かった何百億という運用資産があったら、リスクとリターンのどちらを狙う局面かが分かると思います。

いくつか巨額の資金を運用する年金基金やファンドをご紹介しておきます。

California Public Employees Retirement system (CalPERs)
カリフォルニア州職員退職年金基金
運用資産総額:約19兆円

Harvard Endowments
ハーバード大学基金
運用資産総額:約2兆円

GPIF
独立行政法人 年金積立金管理運用
運用資産総額:116兆円

出典:楽天証券

・中国が大量に株式を取得した投資ファンドのブラックストーンは、総資産177億4100万ドル(2010年)。

・政府系ファンドの代表として有名なアブダビ投資庁(ADIA)の総資産は、6,270億ドル

主な政府系ファンド(ソブリン・ウエルス・ファンド):wiki

ドバイの政府系ファンド

 

石油などの資源は永遠ではありません。いつか生産できなくなる可能性があるからこそ資産運用で国の富を稼ぎだそうとしているのです。

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