FXの塩漬けポジション:含み損を持ち続けるネガティブな方法

相場が予想と反対方向に動いた場合に損切りをせずにポジションを保有し続ける方法が塩漬け。損失が膨らみもういいやとポジションを放っておくイメージ。FXは取引期限がないため、それこそロスカットされるまでずっと保有し続けることもできます。

野菜や魚を塩漬けにすると長持ちしますよね。食べ物だと後で美味しくいただけますが、FXで塩漬けをすると大体はどうしようもなく腐ってしまいロスカットされがち。

レンジ相場だとFXの塩漬けポジションでも問題ない。

ポジションが小さくFXのスワップポイントを狙っての長期保有ならば多少の塩漬けをしても問題ありません。スワップポイントもどんどん増えますし、もともと長期保有を目的にポジションを持っているので、少々の値下がりには耐えられるはず。

一番、FXの塩漬けによる失敗パターンで怖いのは、短期売買をしていて塩漬けをしてしまった場合。しかも塩漬けによる成功体験を重ねてしまうと危険です。

損切りせずに塩漬けにしたところ相場が戻るということを繰り返しているとストップロスや損切りをするのがバカバカしくなってきます。 さあ、ここで悪魔の囁き、どうせ今回も前と同じだよと思っていると予想以上に相場が動いて大損するパターン。

連戦連勝を重ねたナポレオンが調子に乗って侵攻したロシア戦で敗北したように、「俺って天才」と思い始めると危ない。

FXの塩漬けポジションはリスクが大きく危険

相場予想が外れてポジションの損失が膨らみ始めると大体の人の心理は同じ。

  • 早めに決済しておけばよかったと後悔する
  • すぐに決済せずにここまで戻ったら決済しようと決める
  • さらに損失が膨らみ考えることや相場を見ることも放棄する
  • ロスカットされる

●DMMFXのドル/円月足チャート【1994年~】

クリックで拡大:ドル円月足

※画像をクリックすると拡大。

ドル/円相場は、かなり動いています。ざっと見ても以下のように、トレンドがはじまれば20円~30円程動きます。

●79円台から147円台~101円台~135円~101円~124円~75円~105円

レバレッジをかけずに少額の取引なら少々の損失に耐えられます、しかし、FXならではの利点を生かして数十万ドルのポジションを持っていればかなりの損失が出てしまいます。

●DMMFXの英ポンド/円月足チャート

英ポンド円の月足

※画像をクリックすると拡大。

英ポンド/円はさらに変動幅が大きく塩漬けには危険な通貨ペア。リーマンショックから世界金融危機までの間に251円から118円まで半値以下に価格が下がっている。

株式相場に比べて価格の動きが小さいFXでも動くときには動きます。塩漬けは3つの損があるので避けていただきたい方法です。

現実的な損失・資金を動かせなくなる機会損失・心理的圧迫感

FX口座は時価で証拠金が増減するので、買ってまだ下がると思ったら塩漬けポジションは素直に損切りしてください。

結果的に、買った価格まで戻り損失が減ることもあるので、塩漬けしたくない気持ちも分かります。でもやっぱり危険。レバレッジを低くして最初から長期投資のつもりだと別ですが、予想外の塩漬けは避けること。ストップロスを置くか自分で損切りしないと一度の損失で相場から退場することになります。

為替相場は、永遠に上昇もしくは下落を続けることは珍しく、戻ることもしばしば。半値に耐えられる方はok。そうでない方は、そもそも塩漬けポジションになる前に、損切りで失敗のダメージを小さくしましょう。

FXにかぎらず塩漬けポジションは売りにくい

  1. 処分した後に、値段が戻ればもったいないし悔しい
  2. 評価損が大きく、売っても意味がない。
  3. すでに長い間、持っているので、すぐに売る理由がない。

こうなると、何もできなくなります。気持ちまで落ちつがずに、仕事や生活に支障をきたします。どこかで思い切って処分するために、損切りオーダーを現在値の上下に入れて置き、自動的にポジション処分してくれるようにしておくこと。

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