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FRBの量的緩和縮小後は円全面安、この流れが継続する可能性は高いと予想

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量的緩和縮小は、2014年1月から現在の毎月850億ドルから750億ドルに100億ドル減額。

今後の減額ペースは明示されず。

テーパリング(量的緩和の縮小)

・MBS(住宅ローン担保証券)の購入を現在の月間400億ドルから350億ドルに縮小

・長期国債の購入を現在の450億ドルから400億ドルに縮小。

・緩やかな縮小を継続し買い入れの終了時期は、来年の半ばではなく終盤

FRBのフォワードガイダンス

「失業率が6.5%超にとどまり、1―2年先のインフレ率が2.5%を上回らないと見られる間は例外的な超低金利が続く」

「特にインフレ見通しが2.0%を下回る場合には、失業率が6.5%を下回っても相当の期間(well past the time)、超低金利を維持する可能性が高い」

インフレ率(年平均値)の推移 - 世界経済のネタ帳

日本・アメリカ・イギリスのインフレ率推移。

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FOMCメンバーのインフレ率見通しと金利引上げ時期

9月時点の14年のインフレ率見通しは1.3―1.8%、今回は1.4―1.6%となった。

利上げ時期は、2014年:2人、2015年:12人、2016年: 3人

現在の市場と今後の予想

FOMCに対する反応は全般的に好意的。急激な利上げや相場変動の抑制に成功し新興国市場への打撃にもなっていない。

●日米金利の動き:GMOクリック証券

日米金利の動き

株価上昇および円全面安の動き

日本の量的緩和が継続する以上、日本円は調達通貨としてキャリートレードに利用されて円安トレンドの可能性は高い。

米株価や米10年債金利の行方に注目すべき。もし、米金利が低下すれば「円安・ドル安」方向に向かいやすい。

各通貨ペアのレート

GMOクリック証券のFX比較チャート

その場合は、ユーロ/円やポンド/円などクロス円で円安に動きやすいのではないか。

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