おはようございます。
オセアニア市場のドル円は、98.35円以下にあったSLを巻き込み、98.17円まで下落しました。 その後、シカゴ日経先物が上昇すると、一時98.80アッパーまで値を戻しました。
東京市場に入ってからは、日経平均株価が堅調に推移し、ドル円は再び98.80円台で推移していますが、目立ったフローは散見されないとのことです。
新興市場のことをFRBは優先しない
ブルームバーグのインタビューで、下記の内容を話したとのこと。2013年~2014年にかけて米国の量的緩和縮小が新興国を震えさせて資金が逃げ出しています。
FXおよび為替市場にとってターニングポイントともなる内容。米国としては国内経済や景気を重視するとの重要な発言です。
●アトランタ連銀のロックハート総裁
「FRBは議会に支配される法的組織であり、米国の利益を念頭に置いた責務だけを負うことを忘れてはいけない」
「他国は自国経済に重要なことであれば、それを現実と受け止めて調整する必要がある」と語った。
●セントルイス連銀のブラード総裁
「政策の主目的は国内経済」
「新興市場のボラティリティ(変動性)だけに基づいて政策を策定することはない」
解釈・誘導などもありますが、新興国の状況を強く意識しないということであれば、米国の状況次第で緩和縮小を9月スタート?
ドル/円の日足チャート:SBIFXトレード。
緩やかな上昇トレンド。ボリンジャーバンドは95.22円~100.40円の範囲
本日の注目経済指標
買い990万株-売り670万株=320万株の買い越しで、金額ベースも買い越しです。
シカゴ日経225先物清算値は大証比35円高の13735円でした。
07:45 ニュージーランド NZ・貿易収支
21:30 アメリカ 米・耐久財受注(前月比) / 米・耐久財受注(除輸送用機器)(前月比)
2013年8月26日
イエレン議長の主張は当時と変わっていない。経済運営がうまくいっている米経済は世界にとっても利益であり、各国中央銀行は自国経済を支える手段を持っているというものだ。ブルームバーグ:2014年2月20日