FXのメリットの一つ、スワップポイントについてトップ企業を比較しました。有利な通貨ペアを探したい方・高い値を提供している会社を比べるのにお役立てください。
長引く世界的な低金利の影響で、全般的に数値は低めながら「豪ドル/円」「NZドル/円」のように、先進国の中でも政策金利が高くスワップポイントが有利な通貨ペアもあります。
外貨預金に比べて外国為替証拠金取引の為替手数料・金利の代わりとなるスワップポイントは有利ですので、外貨預金派の方も乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
トレードスタイル別おススメFX会社は別ページでご覧ください。
最新のスワップポイント比較
2014年2月4日
豪ドル/円を基準にソート済み。クリックすると拡大します。
金利が高くキャリートレードを行いやすいことからオセアニア通貨の「豪ドル/円」と「NZドル/円」が人気。
豪ドル/円のスワップポイントは一位のライブスターFXで67円、NZドル/円は60円とここ数年、下落傾向にある。
各社が顧客サービスを行う上で何を重視しているか推理してみても面白い。
各社のスワップポイント付与における特徴
●全体に高めの会社
ライブスター証券、YJFX!
●ドル/円の売りと買いが同じ数値の会社です。
外為どっとコム、DMMFX
●売りと買いの差が小さい会社です。
外為どっとコム、DMMFX、GMOクリック証券、セントラル短資FX
通常、売りと買いの差が小さい場合、売りポジションを持った場合のスワップポイントによるマイナスが小さくなります。
そのため、売りポジションを長期間持つ場合に有利となります。(必ず、売りポジションがマイナスになるとは限りません。)
金利を狙う方にお勧めの会社
トレードを頻繁に行うスキャルパーやデイトレードの方はスワップポイントをそれ程気にする必要はありません。
それに対して金利(スワップポイント)を狙う方は、スプレッドよりもこちらの方が重要。狙い目通貨ペアの数値ができるだけ高い会社を選びましょう。
おすすめはこんなところでしょうか。
ライブスターFX(証券)は旧社名が「IDO証券」、現在は外為オンラインと同じISホールディングスのグループ会社。
スワップポイントの差
長期保有する程、その差が大きくなります。
●豪ドル/円を1万通貨を1年間保有した場合の例:1日あたり80円の場合
100円×365日=3万6,500円、80円×365日=2万9,200円と一年間で7,300円の差になります。10万通貨だとその10倍で7万3千円の差ですね。
スワップポイント重視の場合、小さな差でも長期保有やポジション量が大きくなると見逃せません。少しでも有利な会社を選びましょう。
毎日、自分の口座にお金がチャリーンと増えていくのを見るのは楽しいですよ。もちろん、短期的な損益を見ると為替差損益の方がスワップポイントよりはるかに大きいのでご注意ください。