20年前には、株式投資をする人はごく一部に限られていましたが、今は、普通の人でも当たり前のようにFXや株式を投資する時代です。
低成長時代のリスクとFX
FXは、為替変動により差損益が出ますのでリスクのある金融商品です。リスクは避けたい、リスクがない生き方をしたい、リスク無しで儲けたい。
そのような話があればどんなにか幸せです、しかし、悲しいかなウマい話は世の中にはありません。
リスクとリターンはイコール
投資及び人生には重要な鉄則があり、「リスクとリターンはイコール」 です。
つまり、ローリスクローリターンやハイリスクハイリターンの投資方法はありますが、ローリスクハイリターンのような投資話は無いということです。
一流大学に入り一流会社に勤務する彼や彼女も受験勉強を勝ち抜き~受かる保障はないのに貴重な時間を勉強等に費やしたのです。
リスクをコントロールすることは、努力や情報収集によってできますが、ローリスクハイリターンな投資は無いと思っておきましょう。 そう考えるだけで、変な儲け話に乗って失敗することがなくなるという効果があります。
人生とリスク
さて、ここでもう一度考えてもらいたいのがリスクです。 そもそもリスクの無い人生を過ごせるでしょうか。
一流大学を出て一流会社に入りそこそこ出世して退職金をもらう
立派な人生ですが、どこにでもリスクとなりうる障壁は潜んでいます。
一流会社に入社しても、その会社が未来永劫続く可能性はありません。
自身が出世できる可能性や一生、その会社で勤められる保障もありません。
途中で病気・リストラ・業績不振、何が待っているか分かりません。
だからこそ、仕事でリスクを取る分、金融商品ではリスクを負いたくないという考え方もあります。
しかし、今は、ビジネスとプライベートを完全に分けられる人は一部です。PCや携帯電話を始めとしたITの普及やビジネスがグローバル化・24時間化したため、オンとオフの切り替えが難しい時代になっています。
- 終身雇用と年功序列の崩壊
- 経済成長時代の終了
- IT化によるオンオフの融合
- IT化による知識社会の到来と個人の情報処理能力アップ
4は説明がまだでしたね。
IT化の進行により個人の扱える情報量は飛躍的に増え、ビジネスのスピードや情報処理能力は増大しました。
また、インターネットの発達により一個人がアクセスできる自由な情報量は想像を超えています。
20世紀は物理的にも権限的にも情報にアクセスできるのは限られた人だけでした。
現代は美味しいソバの作り方から原子炉の中身まで同一人物が一瞬でアクセスできます。
つまり、個人の情報処理能力は以前に比べて飛躍的にアップし、投資に関する環境は一変しているのです。
それならば、会社が倒産してもリストラされても病気になっても、自分自身の能力を最大に発揮して道を切り開いてみるのも一興ではありませんか。
生き残るためには、自身の能力を磨き、誰かに必要とされるか自身で稼ぐか二つに一つです。
リスクを過剰に怖がらず、リスクを理解した上で、FXや資産運用に取り組んでいく事は、
世界情勢、将来見通しへの興味を生みビジネスにも役に立つと思います。
もしドラで話題のドラッカー氏いわく「農業の時代~製造業の時代を経て知識労働の時代」と言われる現代にFXは大きな助けになる可能性があります。
(もちろん、すべての産業は必要です)
FXの特性と魅力
人気の金融商品であるFXは、人気を呼ぶだけの魅力を持っています。
パソコン一つで取引が出来るFXは、大きなチャンスを持つ金融商品です。
経済成長率の低い日本国内だけで完結せず、夜でも昼でも取引でき個人投資家がプロ並みの投資環境で取引できるのがFXの特徴です。 他にも金融商品は数あれど、これほど、一般の個人投資家が扱いやすい金融商品はないと思います。
ガラパゴス諸島に住むイグアナは陸上に食べ物がなくなれば海の海藻を食べて生きられるように、進化(変化)し続けています。 我々も時代の変化に合わせて自らを変えていきましょう。